芸能

オリラジ中田敦彦「松本人志騒動」で批判芸人の続出は「ラッキー!」という独自の論理

 オリエンタルラジオ・中田敦彦が、YouTubeチャンネル〈中田敦彦のYouTube大学-NAKATA UNIVERSITY〉で展開した松本人志批判の大騒動はその後、どうなっているのか。

〈【松本人志氏への提言】審査員と言う権力〉と題して投稿したのが、5月29日。松本は審査員をやり過ぎではないかと批判し、逆に中田が批判を浴びることになった。だが、中田は全く懲りていなかったのである。

 6月17日に更新したYouTube動画は、ビジネスコンサルティングなどを生業とする星渉氏の著書「神メンタル」を引き合いに出した「強いメンタルの作り方」。安心感の正体は安定ではなく「承認」「つながり」「挑戦」であると紹介したくだりで、

「あなたが何を言おうと、オレは傷付かない。オレは自分のことを真っ直ぐ勝負してる面白いヤツだって思ってるぜ」

 霜降り明星・せいやが放った「真っ直ぐ勝負してないウンコみたいなやつ」に真っ向反論したのである。そして不運な時には「ラッキー!」を口癖にすると、脳があとから意味を探すのだと紹介する。

「トミーズの雅さんに『ほざいたらアカン』って言われたら『ラッキー!』って言うんですね。あの雅さんが広めてくれてんじゃんオレの動画、相手してくれてんじゃん、優しい雅さん。ほんこんさんに『どないすんねん』って言われたらですね『え~、優しい』って言うんですね。上沼さんがね、『審査員いっぺんやってみたらええんや』って言ったら、ラッキーなんですよ。本当にやらせてくれるかも~、ワンチャンあるかも~なんですよね」

 自身を批判した先輩芸人の発言を挙げつつ、どこまでも前向きに捉えたのだった。

「登録者が半減しましたっていうならまだしも、あんまり減ってないってラッキーですよね」

 とも言う中田。確かにYouTubeの登録者数は、発信前の518万人から1万人程度しか減少していない。中田批判の展開は、実は彼の思う壺なのかもしれない。

(所ひで/ユーチューブライター)

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