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記事全文を読む→北別府学との対戦は「まず打てないと思ったな」という高木豊の涙の回顧録
「ちょっと帽子取ろうね…」
そう言って6月16日に65歳で死去した元広島カープのエース、北別府学氏との思い出を振り返ったのは、野球解説者の高木豊氏だった。
通算213勝の北別府氏は「精密機械」と称されるコントロールにスライダー、カーブ、シュート、シンカーなど多種多様な変化球を内外に投げ分ける投球術が武器だった。とりわけ82年は、巨人の江川卓を追い抜き、キャリアハイとなる20勝を挙げている。
YouTubeチャンネル〈高木豊Takagi Yutaka〉で高木氏が対戦時のエピソードを明かした。
「プロに入って最初の対戦の時、まず打てないと思ったな。外なんて届かないと思ったよ。それくらい精度よくきてたし。それと気が強かったな。打席を外すと『おい、早く来い!』ってムキになって怒るもん。それでこっちが早く待ち構えると、プレート外してさ、焦らすんだよ。駆け引きもできる人だったな」
時折、グッと涙を堪えるように目頭を熱くさせながら、93年に32歳の若さで他界した元広島のストッパー・津田恒美氏の名前を挙げながら、
「おそらく天国で野球談議をしてると思うよ」
2020年1月、北別府氏はウイルス感染が原因でガン化した細胞が増殖する、成人T細胞白血病と診断されたことを公表していた。
(所ひで/ユーチューブライター)
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