社会
Posted on 2014年09月22日 09:59

忘れたころにやってくる「秋バテ」に甘酒でスタミナ回復!

2014年09月22日 09:59

 しのぎやすい気候になったにもかかわらず、肩が凝る、疲れが抜けない、体が冷える、なんとなくだるい……等の症状を訴える人が多い。この“遅れてきた夏バテ”、最近では”秋バテ”と呼ばれてもいるが、こんな症状にナント、あの日本の伝統飲料の甘酒が効果抜群だった!

「夏に溜め込んだストレスで心身が疲れ、秋になっても夏バテによる不調を引きずってしまう……これが“秋バテ”です」

 医学博士で健康アドバイザーの福田千晶さんは出演した番組でこう語っている。“暑さ寒さも彼岸まで”と言われるように、9月中旬は、天候がガラリと変わりやすく、自律神経を乱し体調を崩しやすくなる。体力や食欲が低下することにより、疲れやだるさなどの不調が現れる。こんな症状に甘酒がいいという。

 発酵食品研究家・高橋香葉さんは自分のコラムにこう書いている。

〈甘酒にはビタミンB1、B2、B6、葉酸、食物繊維、オリゴ糖、システイン、アルギニン、グルタミンなどのアミノ酸や大量のブドウ糖などが含まれており、点滴の栄養素とほぼ同一の内容なので、飲む点滴とも呼ばれている〉

 江戸時代には、夏バテ防止、体力回復のスタミナドリンク剤として飲まれており、甘酒売りは夏の風物詩だった。

 しかも麹で作った甘酒には、アルコール分は含まれていない。

 この甘酒は家庭でも比較的簡単に作れる。用意するものはもち米(または米)、乾燥米麹、水、炊飯器、温度計があればいい。

 作り方は、スーパーなどで売っている「麹」のパッケージに書いてあるので、それに従えばよい。一度試してみてはいかがだろうか。

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2025年03月23日 05:55

    胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月18日 05:55

    気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月25日 05:55

    急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2025/6/24発売
    ■620円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク