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記事全文を読む→「たけし金言集」多忙な殿が単独LIVEに挑むワケ(2)
そして、この“毎週土曜のイタズラパネル作り”が殿の中でかなり盛り上がってくると、毎週TBSに来る理由について、
「もうこっち(パネル作り)が仕事で、あっち(ニュースキャスター)は遊びだな!」
と、本末転倒も甚だしい発言を炸裂されていました。
で、半年程経過したある土曜日、いつものように楽屋にてイタズラパネル制作に入った殿は、その日はなかなかいい落書きのアイデアが浮かばず、産みの苦しみにさいなまれていると、
「あれだな。『悪いけど今週はちょっと休ませてくれ』って田中に謝るか‥‥」
と、苦渋の決断をされたのです。改めて書きますが、落書きパネルは殿が勝手に始めたまったくの遊びであり、別に義務でも仕事でもないのです。ですから、1週くらい休もうが、田中さんが困ることなどあるはずもないのですが‥‥。
一度など、イタズラパネルを作成したはいいが、その出来栄えに満足できず、パネルの一番下のところに〈つまらなくてごめん〉といった、心の叫びを書き足していたことまでありました。どんだけ真剣なのよ!
ちなみに田中さんは、殿から毎週送られるパネルを、捨てる訳にもいかず、自宅に持ち帰って、しっかりと保管されているそうです。田中さんも、なかなか大変です。
で、こんな遊びをやり出し1年程経った頃、殿が、
「あのパネルをよ、お披露目する番組をどっかのテレビ局でやらせてくれねーかな」と、かなり無謀な企画を提案されてきました。
が、当たり前ですが、大変過激な内容の落書きなため、地上波での放送などもってのほかであり、120%アウトなため、その旨を殿に説明すると、
「じゃーよ、岩手めんこいテレビとか、地方のテレビ局でやるか!」
と、とにかくお手製パネルをお披露目することをあきらめません。
そんな殿を見ていて、わたくしが“ダメもと”で、
「殿、もしあれでしたら、ライブでやるってのはどうですか?」と提案すると、殿は食いつき気味に、
「よし、ライブだな!」
と即答され、その日から“奇跡のたけし単独ライブ計画”が動きだしたのです。
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