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4番・鳥谷を推す理由がもう一つあります。彼はチームの顔でありながら、前に出るタイプではありません。4番打者という肩書を加え、いやおうなしにチームを背負わせるべきだと思うのです。
5番・ゴメスは彼の特徴を考えた場合、適任ではないでしょうか。4番打者としては、合格ラインとなる打率2割8分、25本塁打、100打点を全てクリアしました。ですが、非常に厳しい言い方ですが、4番・ゴメスでは今季のポストシーズンも来季も頂点には立てないと見ています。その理由は、三振数の多さです。長いプロ野球の歴史でもゴメスのようにシーズン160個以上の三振を記録したのは、昨季まで多いほうから順に93、90、89、92年のブライアント(近鉄)、04年の岩村(ヤクルト)、90年のデストラーデ(西武)、13年のジョーンズ(楽天)しかいませんでした。
勝負どころでバットにボールが当たらないようでは、4番打者としては厳しいと言わざるをえません。相手からすると、コントロールミスさえしなければ抑えられる打者です。相手エースの決め球を打ち砕いてこそ「真の4番」です。失投しか打てないようでは、大舞台で期待はできません。「粗さ」が気にならない5番に置くほうが、チームの戦いは安定すると思います。
この新クリーンアップが機能すれば、第1ステージの広島戦はエースの前田にこそ苦しめられても、2戦目以降の投手は打ち崩せるはずです。最終ステージで待つ巨人に対しても1勝のアドバンテージは大きな不利ですが、勝ち目はあると見ています。今年の巨人に圧倒的な強さはありません。打線もタイトルに絡むような成績は誰一人残していないのです。終盤は阿部を4番に戻して打線が落ち着きましたが、逆に阿部を徹底マークで封じれば抑えられるオーダーです。
両軍の投手の比較をしても、巨人には菅野という頼れるエースがいるものの、先発陣4枚の顔ぶれ、呉昇桓とマシソンのクローザーは互角以上です。中継ぎ投手の層には差があるかもしれませんが、先制すれば、勝機は広がるはずです。
一方のパ・リーグは、ソフトバンクとオリックスの優勝争いが、追うほうも逃げるほうも最終コーナーでフラフラになりながら、文字どおりの死闘となりました。疲労度を考えると第1ステージは3位の日本ハムが有利ですが、ここはやはり最後まで優勝を争った両チームに最終ステージで決着をつけてもらいたいものです。オリックスは金子と糸井という投打の切り札が短期決戦でのアドバンテージとなるはずです。日本シリーズでの阪神との関西決戦も、十分に可能性があるのではないでしょうか。
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