スポーツ

疾風!ボートレース「GP出場に気合い 田中の急旋回が穴」

20141023p

 大阪の田中信一郎は7月の丸亀オーシャンカップを優出4着で終えたあと、目をみはるような航跡を残してきた。9月15日までに琵琶湖、住之江など6節を走って全て優出。53走して1着31本、2着10本。2連対率77.4%。3着7本で3連対率90.6%。4着4本、5着1本、6着ゼロ。勝率なんと8.77である。

 快進撃の裏側には何があるのか。それは言うまでもない。10月5日現在、田中の獲得賞金額はランク第16位の4189万円。今年からグランプリへの出場枠は18人へと拡大されたが、田中の後方には中島孝平、吉川元浩、今垣光太郎ら獲得賞金3400万円以上の腕達者が17人もひしめいている。決して安閑とした状況ではない。暮れのグランプリ出場に向けて気合いの急旋回を続けているのだ。

 10月14日【火】~19日【日】の「ボートレースダービー」は、田中を狙いたい。今度の舞台・常滑は過去3年間に23走して1着12本、2着3本。2連対率65.2%、勝率8.48を記録してきた得意水面。昨年6月28日の常滑グラチャン4日目第1R、大外6コースから、もののみごとに平尾崇典らをまくり差し、3連単3万1670円の主役に躍り出たのを思い出す。今回もメンバー的に激戦必至、配当の魅力も十分だろう。

 なお、田中の次走地は23日~28日のGI「下関60周年」となっている。

◆ボートレース評論家・水上 周

◆アサヒ芸能10/14発売(10/23号)より

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
JR東日本に続いて西と四国も!「列車内映像」使用NG拡大で「バスVS鉄道旅」番組はもう作れなくなる
2
【ボクシング】井上尚弥「3階級4団体統一は可能なのか」に畑山隆則の見解は「ヤバイんじゃないか」
3
これはアキレ返る!「水ダウ」手抜き企画は放送事故級の目に余るヒドさだった
4
舟木一夫「2年待ってくれと息子と約束した」/テリー伊藤対談(3)
5
決別必至!「立浪監督VS中田翔」中日ドラゴンズ冷戦勃発「我慢の限界」発火点