社会

旅行先での悲劇体験…祭りや花火大会の日に「観光客専用」ぼったくり料金があった

 コロナによる移動制限がない、4年ぶりの夏休み。旅行の計画を立てている人は多いのではないか。夏の旅行先といえば、各地の祭りや花火大会が人気である。だが祭り当日はホテルの料金が高騰するだけでなく、周辺の飲食店も混んでいる。その土地の相場を知っておかないと、料金を高くふっかけられることもある。都内在住の男性は先日、九州地方を旅行した際の、驚きのぼったくり体験を明かした。

「旅行の日、たまたま地元の祭りとかぶってしまったんです。有名な祭りではなく、地元の小さい盆踊り大会みたいな感じだったのですが、それでも夜の街は多くの人で賑わっていました。どこの飲み屋も一杯だったのですが、たまたま宿の近くにバーを見つけたんです。口コミを見てみると良心的な価格と書いてあったので、入店してカクテルを2杯飲んだら、会計時に6000円と言われました」

 その時は払ってしまったというが、男性はよくよく考えたら高いことに気が付いた。後日、その地域に詳しい友人に聞くと、祭りの日は観光客価格になる店が増えることが発覚したのだった。観光客が戻った今、観光客に対してこうした「プチぼったくり」を働く飲食店が横行しているようだ。関東地方のとある花火大会に訪れた女性も、似たような目に遭ったと話す。

「花火大会の後、友人とカフェバーに入ったら、ドリンク2杯しか頼んでいないのに、お会計が5000円もしました。店に確認すると、チャージ料と言われました。店の情報にはそんなこと書いていなかったので、花火大会の日だけ釣り上げられたのかもしれません」

 観光客かどうかを判断し、店側が勝手に釣り上げる不当な料金。海外ではたまにあっても日本ではあまり見ない手口だが、旅行先では入店時に料金の確認をするなどの対策をとるべきだろう。

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