スポーツ

巨人戦「フェンス際の打球に手を出した観客」にプロ野球界が異例の「妨害やめろ要求」…メジャーなら退場だって

 日本野球機構(NPB)が8月14日、前日の東京ドームでの巨人対DeNA戦の試合中に起こった事案について、公式サイトで超異例の要望を公表した。

 この試合では4回の巨人の攻撃中、坂本勇人の飛球が左翼フェンスをオーバーするか微妙な場所に当たるも、審判はフェンス上部に当たったと判断。その後、原辰徳監督がリクエストを要求したが、2塁打として試合は再開された。

 ところがこの時に左翼席で観戦していたファンが、フェンスよりも前に手を出してボールをキャッチしようとしたことから、問題は大きくなった。球界関係者が説明する。

「公認野球規則で定める『観客の妨害』に相当する可能性があったわけです。観客の手には触れていたものの、打球がフェンスオーバーしていないため、本塁打にはならないと判断された。つまり、観客が触れる行為がなかった場合はどうなっていたか、それを判断した結果の2塁打でした。とはいえ、わざわざNPBが観客に対し、フェンスを越えて手を出さないでほしいとして『そのような行為にご注意いただきたい』との声明を発表した背景には、今シーズン、別の試合で同様の事案が発生していたことがある。この時は中継映像からファンの個人情報が特定されて、大問題となりました。NPBもいらぬ騒ぎを起こしたくない、そんな思惑が透けて見えます」

 ちなみにメジャーリーグで同様の行為を行うと最悪の場合、観客は退場しなければならない。野球ファンはくれぐれも注意してほしい。

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【戦慄秘話】「山一抗争」をめぐる記事で梅宮辰夫が激怒説教「こんなの、殺されちゃうよ!」
2
神宮球場「価格変動制チケット」が試合中に500円で叩き売り!1万2000円で事前購入した人の心中は…
3
永野芽郁の二股不倫スキャンダルが「キャスター」に及ぼす「大幅書き換え」の緊急対策
4
巨人で埋もれる「3軍落ち」浅野翔吾と阿部監督と合わない秋広優人の先行き
5
「これは…何をやってるんですかね」解説者がア然となった「9回二死満塁で投手前バント」中日選手の「超奇策」