スポーツ

巨人戦「フェンス際の打球に手を出した観客」にプロ野球界が異例の「妨害やめろ要求」…メジャーなら退場だって

 日本野球機構(NPB)が8月14日、前日の東京ドームでの巨人対DeNA戦の試合中に起こった事案について、公式サイトで超異例の要望を公表した。

 この試合では4回の巨人の攻撃中、坂本勇人の飛球が左翼フェンスをオーバーするか微妙な場所に当たるも、審判はフェンス上部に当たったと判断。その後、原辰徳監督がリクエストを要求したが、2塁打として試合は再開された。

 ところがこの時に左翼席で観戦していたファンが、フェンスよりも前に手を出してボールをキャッチしようとしたことから、問題は大きくなった。球界関係者が説明する。

「公認野球規則で定める『観客の妨害』に相当する可能性があったわけです。観客の手には触れていたものの、打球がフェンスオーバーしていないため、本塁打にはならないと判断された。つまり、観客が触れる行為がなかった場合はどうなっていたか、それを判断した結果の2塁打でした。とはいえ、わざわざNPBが観客に対し、フェンスを越えて手を出さないでほしいとして『そのような行為にご注意いただきたい』との声明を発表した背景には、今シーズン、別の試合で同様の事案が発生していたことがある。この時は中継映像からファンの個人情報が特定されて、大問題となりました。NPBもいらぬ騒ぎを起こしたくない、そんな思惑が透けて見えます」

 ちなみにメジャーリーグで同様の行為を行うと最悪の場合、観客は退場しなければならない。野球ファンはくれぐれも注意してほしい。

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
「花咲舞が黙ってない」第3シリーズ「主演候補」は今田美桜のほかにもうひとりいた
2
やす子に異変!最大のストレス発散法「貯金額を見る」で大いに問題になること
3
【悲願構想】巨人「築地ドーム球場建設」2034年に本拠地移転でついに「松井秀喜監督」を誕生させる
4
テレビ朝日・斎藤ちはるアナ「ラグビー姫野和樹とお泊まり交際」に局内大歓迎の理由
5
佐々木朗希・佐藤輝明・堂林翔太の「欠陥プロ野球カード」に「マニア大量購入⇒高額転売」のウハウハ