政治

習近平に「重病説」党大会の激しい咳込みは前兆だった「G20」初欠席

 中国の習近平国家主席に健康不安説が囁かれている。9月9日からインドで開かれる主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)を欠席するためだ。

 国際アナリストが言う。

「欠席理由としては、中国が現在、G20の議長国のインドと国境の紛争で関係が悪化しているためとの説がある。二つ目は国内事情が影を落としているとの説。中国不動産最大手『碧桂園』『恒大集団』の破産危機で、中国経済の柱である不動産バブルの崩壊が囁かれている。経済面が危ういいま、国内を離れられない事情があるとも言われます」

 他にも、これまでG20に振り回されてきた形を、中国・ロシアが主体の新興5カ国(BRICS)や上海協力機構(SCO)といった枠組みに変えていこうという習氏の思惑も欠席理由として推測されている。

「日本の原発処理水放出を巡っての、中国が水産物全面輸入禁止の理由なども改めて問われることへの嫌気も言われています」(前出・国際アナリスト)

 しかし、別な見方もある。

 つまり、そうは言っても世界は依然としてG20で回っている。そこで存在感を示すことが習氏にとっては極めて重要なはず。それでも欠席とはなぜか。公安関係者はこう明かす。

「習氏は、今言われているような説を理由に引っ込むような柔いタマではない。それでも欠席で代理に李強首相が出席となれば、2008年の第1回サミット以降、中国の国家主席が欠席するのは初めてとなる。そこで今密かに囁かれているのが、今年70歳になった習氏の健康不安説で、体調が優れず何か重篤な病気になったという話が広がっている」

 習氏の健康不安説はこれまでも何度か囁かれてきた。昨年秋の党大会でも習氏が演説中に咳き込む姿が目撃され、さらに演説時間が前回の半分になったことなどから体調不良説が拡散していた。そして今回のG20欠席――。いったい何が起きているのか。

(田村建光)

カテゴリー: 政治   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【戦慄秘話】「山一抗争」をめぐる記事で梅宮辰夫が激怒説教「こんなの、殺されちゃうよ!」
2
神宮球場「価格変動制チケット」が試合中に500円で叩き売り!1万2000円で事前購入した人の心中は…
3
永野芽郁の二股不倫スキャンダルが「キャスター」に及ぼす「大幅書き換え」の緊急対策
4
巨人で埋もれる「3軍落ち」浅野翔吾と阿部監督と合わない秋広優人の先行き
5
「島田紳助の登場」が確定的に!7月開始「ダウンタウンチャンネル」の中身