スポーツ

広島・新井監督の「リクエスト逃し」に里崎智也が提言した要請時間の厳密化

 元プロ野球選手で野球解説者の里崎智也氏が、NPBに対しルールをしっかり定めるよう強い口調で提案した。

 里崎氏は自身のYoutubeチャンネル「Satozaki Channel」で、9月7日に行われたプロ野球3試合を解説。広島―DeNA戦(マツダスタジアム)で新井貴浩監督がリクエストに失敗した場面を振り返った。

 2回表、ソトのレフトフライで3塁にいた牧秀悟がタッチアップでスタートをきると、ホームで會澤翼捕手と交錯。新井監督が會澤の状態を心配し様子を見ていたことで申請が遅れ、リクエストが認められなかった。

 里崎氏によると、米メジャーリーグではリクエストと同様の「チャレンジ」の要請時間がプレーから20秒と定められているが、日本は時間がはっきりと決められていないという。これに里崎氏は憤慨し強い口調で、

「日本はすみやかにしないといけないとなっているが、時間を決めたほうがいいね。5秒以内とかね」

「日本人の良いところでもあり悪いところでもあるんだけど『感覚』はもうやめよう。ルールなんだからちゃんと決めよう」

「『すみやかに』とか感覚やめよう。誰のためにもならない。今すぐ変えよう」

 とまくし立てた。

 里崎氏が熱く提案したルール改正。NPBは9月4日に塁のブロッキングに関するルールの運用変更を行ったが、里崎氏の声は届くだろうか。

(鈴木誠)

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