スポーツ

疾風!ボートレース「好成績の多摩川で吉田が暴れまくる」

20141113q

 福岡のA1級・吉田弘文は、過去3年間に689走して勝率7.68という立派な航跡を残してきた。そして、この好成績をより詳しく眺めてみると、なんと8.00以上の勝率を記録した水面が7場あることがわかる。地元若松、芦屋、唐津、徳山、下関、さらに琵琶湖と多摩川である。

 勝率が8点を上回れば間違いなく得意水面だが、実は、この7場の中に吉田にとって特別な意味を持つレース場が存在する。吉田は3年間に41回優勝戦に駒を進め、12回Vゴールを駆け抜けた。うち1回だけGI優勝があり、それが昨年9月の多摩川周年だった。

 あの時、吉田は8走して1着5本を獲り、優勝戦でもインからトップスタート一発、井口佳典らの強襲を封じて逃げ切った。配当は3連単1190円の本命サイドに終わったが、予選3日目第11R、4コースからコンマ09の全速スタートで飛び出し、新田雄史、市川哲也らを差して3連単1万9870円の主役に躍り出た光景を思い出す。

 その吉田が11月5日【水】~9日【日】の「多摩川一般戦」に出場する。周年優勝から1年2カ月が流れ、待ちに待った当地参戦である。今回も江口晃生、川北浩貴、岡村仁ら強敵は多いが、変幻自在に立ち回り、多摩川得意を印象づけるだろう。

 なお、吉田の次走地は11月13日~18日の「福岡周年」となっている。

◆ボートレース評論家・水上 周

◆アサヒ芸能11/4発売(11/13号)より

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
「メジャーでは通用しない」藤浪晋太郎に日本ハム・新庄剛志監督「獲得に虎視眈々」
2
2軍暮らしに急展開!楽天・田中将大⇔中日・ビシエド「電撃トレード再燃」の舞台裏
3
不調の阪神タイガースにのしかかる「4人のFA選手」移籍流出問題!大山悠輔が「関西の水が合わない」
4
新庄監督の「狙い」はココに!1軍昇格の日本ハム・清宮幸太郎は「巨人・オコエ瑠偉」になれるか
5
ボクシング・フェザー級「井上尚弥2世」体重超過の大失態に「ライセンスを停止せよ」