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記事全文を読む→年末年始に房総沖首都圏大地震(2)
3・11前と同じ現象が継続
背筋が凍るような予測と符合する別の研究発表もある。地震エコーと呼ばれるFM波の乱れが「3・11」発生前と似た動きを示しているとして、北大元助教授で同大地震火山研究観測センターの研究支援推進員の森谷武男氏(理学博士)も、巨大地震の大きさや差し迫った時期にまで言及した異例の警告を発しているのだ。
FM波の乱れとは、簡単にいえば地震発生前になると本来到達しない地域にFM波が届くということ。
森谷氏はブログでこんな警告文を発した。
〈VHF電磁波の地震エコー観測から再びM9地震が発生する可能性が高まっていることをお知らせします。
2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震の前に8カ月ほどさかのぼる2010年6月27日からえりも観測点において89・9MHzのチャンネルに地震エコーが観測され始めました。(中略)この地震エコーは8カ月続き、2011月には弱くなりついに3月7日のM7・3の前震が発生後、M9・0が発生しました〉
同じ同じような地震エコーが大震災のあとも発生し、地震エコーの継続時間はすでに16万分に達しているという。
ブログによると、継続時間が長ければ長いほど地震のマグニチュードや震度は大きくなり、M9レベル、震度7の巨大地震が発生する可能性が高くなったという。
では、FM波の乱れから巨大地震はどこで発生すると推定されるのか。
森谷氏は、南は房総沖から伊豆半島沖、北は青森沖から十勝沖で発生すると見ている。つまり、木村名誉教授が指摘している房総沖ともぴたりと重なっているのだ。しかも、発生時期はこの12月から2012年1月にもありうると差し迫っている。
ただし、この分析があまりにも反響が大きかったため、地震火山研究観測センターでは、これまた異例のおわび声明を出している。
「当センターでは『地震に関連する電磁気現象の観測研究』として地震の発生直前から電磁気異常を発生させるメカニズムとその関連性を解明する基礎的研究を実施しています。将来の地震の直前予測につながる基礎的データを蓄積し研究を進めている段階であり、現在のデータから巨大地震の発生時期やその大きさを科学的に予測できる段階にはありません」(センター長)
研究観測センターの関係者が語る。
「森谷氏のブログは個人的なもので、現在、ブログを書き換えているところです。森谷氏への取材はやめていただきたい」
木村名誉教授も、
「FM波の乱れは地震が発生する時だけに乱れるわけではなく、それだけでM9が発生すると予測するのは難がある」
としているが、はたして、森谷氏の勇み足なのか、それとも望まないにせよ予測がピタリと当たるのか。運命の師走はもう目の前だ。
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