仕事帰りにビール好きの同僚と居酒屋の暖簾をくぐり、席に着くなり「とりあえず生」と頼む。そんな習慣の人が、ある店に限っては瓶ビールを注文することがある。生ビールが好きなはずなのに、わざわざ瓶を選ぶのはなぜなのか。瓶ビールは工場で詰められたもの...
記事全文を読む→テリー伊藤 対談 中村中(2) 紅白で周りの見方は変わる?
テリー 紅白歌合戦に出てから知名度もぐっと上がったと思うんですけど、紅白歌合戦というのはどんな舞台だったんですか。
中村 日本人なら見てるじゃないですか。海外でも見られるらしいですし。歌手ならこれを目指そうとみんな思ってるし、そこに出たら、紅白に出た人なりの風格とかを出さなきゃいけないのかなって、凄い緊張感のある舞台でした。
テリー 周りの見方も変わったんじゃないですか。
中村 そうですね。「中」と書いて「あたる」って、顔よりも名前を覚えてもらいました。
テリー そうだよね。なかなかないもんね。
中村 でも、意外だったというか今でも不思議なのは、名前は覚えてもらってるのに顔のイメージがないらしくて、自己紹介するとわかってもらえるんです。
テリー 「ああ、あの中村中さん」って。
中村 そうです。本名なんですけど。
テリー へえ。どういう思いで付けてくれたの?
中村 どうなんでしょうね。私は3人兄弟で、2番目に姉がいるんですけど、ホントは姉に付けてあげたかったんですって。だけど、姉はお嫁にいっちゃうじゃないですか。そうすると中村姓でなくなるからおもしろくないから、いちばん最後の私に付けたんだと。
テリー 男の子だと中村が消えないから。
中村 そう。だから、そういういたずら心もあったんだと思うんですよ。
テリー そもそも歌手になりたいと思ったのはいつ頃からですか。
中村 もう凄く小さな頃から歌を歌っていたので、いつっていうのははっきりしないんですけど。
テリー 幼稚園で「めだかの学校」みたいな。
中村 そんなやつですよね。その頃から歌うのは好きで、でも、自分は他の人と違う歌を歌ってるっていう感覚は、たぶん幼稚園の頃からあったんだと思うんですよ。
テリー テレビを見ていて、あんな歌手になりたいっていうのはあったの?
中村 学生の頃ですけど、研ナオコさん。
テリー 「かもめはかもめ」とか。
中村 そう。「愚図」とか「あばよ」とか。
テリー ちょっとけだるい感じだよね。自分の性別に違和感を覚えたのはいつ頃だったんですか。
中村 それも幼稚園の頃には違和感はありましたね。同じ組の女の子にチョコレートをもらったんですけど、そこで私はこれをもらう人じゃないなって気づいたっていうか。
テリー 小学校に入ると、さらにその思いが強くなっていったんですか。
中村 そうですね。周りも恋をしだすじゃないですか。
テリー その時、中村さんは男の子を好きになっていくんですか。
中村 そうですね。
テリー それはみんなに言うの?
中村 言わないです。言うとバカにされると思って。
テリー でも、周りが気づいてくるとか。
中村 そうですね。だんだんと、例えば体育の時に、女の子走りっていうか。
テリー なるほど。「中村は内股だな」とか。
中村 そうそう。それでからかわれたりして、ちょっと変なやつだなって思われてたと思うんですよね。
テリー その時、「お前、誰が好きなんだよ」とか言われなかった?
中村 言われました。結局話したと思うんですよね。
テリー それは男の子?
中村 男の子。その時、気持ち悪がる人もいれば、「そうなんだ」って話を聞いてくれる人もいました。
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