社会

日本の伝統食“味噌”は放射線にもが効果があった!?

 東日本大震災での福島原発の崩壊は被爆国の国民に、放射線への恐怖心を甦らせた。が、伝統食である味噌を常食すれば、放射線物質を体外に排出させることができるという。

「マウスを使った実験で、味噌を摂取することにより体内からの放射性同位元素の排出が促進された」

 伊藤明弘・広島大学原爆放射能医学研究所教授が専門情報誌「みそサイエンス最前線」に、「味噌による放射性物質の排泄効果」を発表した。味噌の持つ成分にその秘密があるという。こんな内容だ。

「放射性物質はたんぱく質と結合しやすいという特徴がある。この働きをしている味噌の成分が多糖類やピラジンなど。その働きによって、汗や尿として排泄される。また味噌に含まれるジコピリン酸には放射性物質を除去する働きがある。さらに味噌にある酵素は強い解毒作用を持っており、これも放射性物質を体外に排出する」

 長年、味噌の機能性として放射性物質を除去する作用があることを研究してきた広島大学原爆放射能医学研究所には、被爆に悩む人たちから「味噌のおかげで、後遺症が少なくなった」という声が寄せられているというし、またチェルノブイリの原発事故の際、北欧では放射能障害を予防するために、多くの人が味噌を摂り効果が見られたというのだ。

 ただし効果を期待するためには味噌を毎日摂る必要があるそうだ。

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