芸能
Posted on 2023年10月17日 17:58

【急逝】谷村新司の60万枚大ヒット名曲「昴」をめぐる「2つの意外な事実」

2023年10月17日 17:58

 夏の風物詩ともなったチャリティー番組「24時間テレビ愛は地球を救う」(日本テレビ系)のエンディングでは、毎年「サライ」を出場者全員で歌唱。ところが今年は「主」の姿がなかった。

 3月に腸炎の手術を受けてから療養していた谷村新司さんが10月8日に息を引き取っていたことが、16日に明らかになったのである。74歳だった。葬儀は15日に、近親者のみで営まれたという。

 谷村さんは1971年に堀内孝雄とフォークグループ「アリス」を結成。72年に矢沢透が合流した。「冬の稲妻」(77年)、「チャンピオン」(78年)とヒット曲を次々にリリース。78年には日本人アーティストとして初めて、日本武道館3日間公演を成功させたことでも知られる。

 その谷村さんを象徴する楽曲が、1980年4月1日にリリースされた「昴-すばる-」だろう。自身最高となる60万枚の大ヒットを記録したのだが、意外な事実が2つある。

 まず、オリコンチャートの最高位は2位で、1位にはなっていないという点。トップの座を阻んだのは累計売上200万枚、当時10週連続で1位を独走していた、もんた&ブラザーズの「ダンシング・オールナイト」だった。

 もうひとつは、谷村さんが「昴」でNHK紅白歌合戦に出場したのは1987年だったことだ。リリースから実に7年もかかっており、しかもこれが紅白初出場。

「というのも、谷村さんには紅白を辞退し続けていた経緯があったからです。が、下降気味だった視聴率の上昇を期して、NHKが谷村さんを切り札にと強く打診した。初出場ながらトリから2番目でステージに立ちました。ちなみに、この87年からは16回連続で紅白にソロ出場。『昴』は最も多く、5回も歌唱されています」(音楽ライター)

 堀内が発表したコメントは「来年のツアーに向けて回復に向かっていると伺っていただけに、とても残念です。チンペイさんが、あの時誘ってくれなかったら、今の僕はありません。ずっと一緒に音楽活動ができたことが幸せでした」。

 そして矢沢は「悲しいというより悔しいんです。谷村はもう僕たちのみんなの心の中にしか住む場所がないのです。思い出せば必ず胸にやってきます、どうか谷村を忘れないで下さい」。

 合掌――。

(所ひで/ユーチューブライター)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    エンタメ
    2026年03月09日 06:30

    日本にも「バベルの塔」が実在していたことを知っているだろうか。バベルの塔は「旧約聖書」の「創世記」に登場する、人間が天に届く塔を築こうとして神の怒りに触れ、破壊されてしまった伝説の塔である。「馬鹿と煙は高いところに登る」という言葉があるが、...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    社会
    2026年03月11日 06:45

    スマホの通知に追われる日常から、少し距離を置く。そんな「デジタルデトックス」では、若者が編み物や日記、フィルムカメラといったアナログ趣味にハマるケースが報告されているが、この流れは中年層にもじわじわと波及している。その背景にあるのは、仕事で...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年03月13日 14:30

    音楽ライブチケットの高額転売をめぐり、旧ジャニーズ事務所の人気アイドルが所属するSTARTO ENTERTAINMENTのライブ主催会社が、転売サイト大手「チケット流通センター」の運営会社と、高額転売を繰り返したとされる東京都内の男性1人を...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/3/17発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク