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Posted on 2023年11月06日 17:58

【浦和レッズ】ルヴァン杯あっさり敗退…資金潤沢でも「ひ弱」な悪循環の元凶

2023年11月06日 17:58

 今年で31回目を迎えたサッカー国内3大大会(Jリーグ、天皇杯、ルヴァン杯)の一つ、ルヴァン杯が10月4日、国立競技場で行われた。浦和レッズとアビスパ福岡のカードに6万1683人の大観衆が集まり、過去最高の観客動員を記録した。

 ルヴァン杯の観客動員はこれまでで2002年大会(鹿島対浦和)の5万6064人が最多だった。今回それを超えた理由は、浦和が今大会で7年ぶり三度目の優勝のチャンスだったことが一つ。しかし試合は2-1で開始5分に先制した福岡の完勝。今季就任したポーランド人の浦和・スコルジャ監督は「試合前のメンタルの準備で何かが間違っていた。災害にあったような1日だった」と話すほど、試合内容も散々な出来だった。

 クラブが儲かっているのにしっかり強化が出来ない――。これこそが浦和のウィークポイントだ。人件費(監督、コーチなどの年俸)は27億円以上で福岡よりも10億円以上高い。81億円を超えた昨季売上高はリーグトップ。反対に福岡はかつて倒産危機にも見舞われたクラブだが、Jリーグ参戦28年目にして初優勝となった。

 負けてはいけない相手に決勝戦であっさり敗退し、しかも惨めな試合内容に浦和担当記者は「フロント陣の責任ですよ」と嘆き節だ。

「的確な補強が全くできていない。元日本代表の10番、中島翔哉を三顧の礼で迎えましたが、怪我続きで全く機能していない。フロントどうしで責任のなすり合いが起きています」

 毎年必ず騒動を起こす浦和の過激サポーターは、資金力があるにもかかわらず肝心な試合で敗退を続ける浦和の体たらくにストレスを抱え、トラブルを起こす悪循環を継続中。マナー違反はもちろん言語道断だが、要は浦和のひ弱さが原因なのだ。しかし、浦和レッズ発祥当時から取材を続けるベテラン記者はこう吐き捨てる。

「天皇杯もすでに敗退、リーグの逆転優勝もほぼ不可能。来季も飛躍的に強くなる期待は何もない」

 勝てない浦和に責任を取らないフロント陣。不満とストレスは膨らみ続ける一方だ。

(小田龍司)

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