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記事全文を読む→38年ぶり日本一の阪神タイガースが来季「甲子園開幕権」を放棄したナルホドな理由
来季のプロ野球開幕は3月29日に決まった。38年ぶりの日本一に輝いた阪神は、東京ドームで巨人を相手に開幕3連戦を戦う。
セ・リーグは現在、前々年の上位3球団が開幕権を保有。2024年は2022年の上位3球団であるヤクルト、DeNA、阪神が開幕権を得ている。阪神は本来、本拠地の甲子園球場で開幕戦を迎えられるハズなのだが、なぜビジター球場での開幕戦になったのか。
プロ野球の開幕戦は原則として、3月の最終金曜日に開催されることになっている。ところがこの時期、甲子園では高校野球センバツ大会の期間中であるため、プロ野球を開催できないのだ。
1997年に大阪ドーム(京セラドーム)が開場して以降、阪神が開幕権を有し、大阪ドームを本拠地とする球団(旧近鉄またはオリックス)が開幕権を持たない年は、阪神が大阪ドームで開幕戦を行っている。阪神とオリックス両球団に開幕権がある年は、同球場を本拠地とするオリックスが優先的に使用する。
「前回、両球団が開幕権を持っていた2017年は、阪神が開幕権を返上しています。来年も同様に、阪神とオリックス双方が開幕権を保有しているため、阪神が開幕権を返上することになりました」(スポーツ紙デスク)
大阪(京セラ)ドームで阪神が開幕戦を行ったケースは2005年以降、11回あるが、この時期はオリックスがBクラスに沈むことが多かったため、阪神が開幕権を行使することができた。しかし、オリックスは2021年からリーグ3連覇と黄金時代を迎えており、今後、阪神がAクラスをキープしても、開幕権を返上せざるをえない状態が続く可能性は十分にありそうだ。
「かつてオリックスが準本拠地として使用していた、阪神の保護地域である兵庫県の『ほっともっとフィールド神戸』で開幕戦を行うという手がないワケではないのですが…。今のところ、阪神がそこで開幕戦を行ったことはありません。とはいえ、岡田阪神にとって、東京ドームの巨人戦で開幕というのは『吉兆』と言えるかもしれないのです」(前出・スポーツ紙デスク)
第1次岡田政権のスタートだった2004年、阪神は開幕3連戦を東京ドームで行い、巨人に3タテを食らわせる会心のスタートを切っている。
「巨人は監督が原辰徳から堀内恒夫に交代した年でした。2024年の巨人は同じく、原監督から阿部慎之助監督に代わりましたからね。2004年のように岡田阪神が敵地で3連勝する可能性は、十分にありそうです」(球界関係者)
老獪な岡田彰布監督が阿部新監督を手玉に取り、2リーグ以降、球団初となる連覇に向けて好スタートを切る…かもしれない。
(石見剣)
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