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Posted on 2023年11月20日 05:53

ニッポン秘宝伝説「埋蔵金ザクザク全国MAP」(1)工場敷地から100枚束の渡来銭

2023年11月20日 05:53

 開けてビックリ玉手箱とはこのこと! 群馬・前橋の工場敷地内からザックザクと掘り出されたのは10万枚の大量の古銭だった。しかし、驚くなかれ、日本全国にはこうした宝の山は他にもワンサと眠っているのだという。歴史に埋もれた巨万の秘宝を追うお宝ハンターが今こそ宝の地図を開陳する!

「群馬県で埋蔵銭10万枚が出土」と聞けば、耳ざとい人は「ついにあの徳川幕府の埋蔵金が発見か!」と、小躍りするに違いない。しかし、場所は前橋市内。徳川の金塊が眠るとされる赤城山こそ間近に望む土地だが、発掘現場は「幹線道路に面した大きな工場の敷地内です」(前橋市文化保存課担当者)というではないか。

「この辺りは現在の県庁に当たる国府のあった場所で、工場の敷地内に新たな工場を建てる際に、試掘をしたところ、遺構が発見されたわけです」(同担当者)

 ところが、そこから出るわ出るわ。紀元前の中国初の統一通貨である「半両銭」に、7世紀から13世紀にかけて作られた渡来銭など、合わせて10万枚超に上る。ご丁寧に100枚ごとワラ紐で束ねられ、ワラ袋に入った状態で見つかった。これらの古銭は中世の戦乱などで急遽、埋められたものだと見られている。お宝とはこんな形でいきなり湧いて出るやもしれないのだ。

「今回の発見は久々の大発見ですね」

 驚きを隠さないのは、トレジャーハンターの八重野充弘氏だ。1974年に熊本県天草下島で天草四郎の軍用金探しを始めたのをきっかけに、今年で埋蔵金を探して半世紀という第一人者である。

 日本各地に埋蔵金伝説はあまた存在する。八重野氏によれば、日本全国のどんな小さな村や町にもたいてい1つ、2つの伝説があり、単純計算で6000以上、地域によっては複数の伝説が存在しているところもあるという。しかし、実際には「99%はフィクション」で、本当に財宝が出てくる可能性があるものはわずか1%に満たないのだという。トホホ。

「日本で実際に埋蔵金が眠っている可能性が高いところは、実際に私が掘ったことのある20カ所を含めて、50カ所。私は今その中からさらに厳選し、4、5カ所に絞り込んでいます」(八重野氏)

 八重野氏は「絞りに絞った」という4カ所を惜しげもなく披露してくれた。まずは、八重野氏のトレジャーハンターデビューともなった「天草四郎の秘宝」、千葉県館山市の「酒問屋・鹿嶋屋難破船の財宝」、山梨県青木ヶ原の樹海の「武田信玄の軍用金」、そして、もう1つが1990年代から「ギミア・ぶれいく」(TBS系)などで何度も発掘の様子が放送されたことでその名を轟かせた「徳川埋蔵金」を挙げたのだ。

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