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記事全文を読む→日本名輪会・山口健治「江戸鷹の目診断」◎古性と○脇本のマッチレース濃厚
「KEIRINグランプリ2023」◎古性優作/○脇本雄太/▲眞杉匠/△深谷知広
どのラインにつけても3番手がある細切れ戦では、そこで脚をためられる単騎選手が波乱の主役になる。
競輪界の1年を締めくくる立川「KEIRINグランプリ2023」(12月28日㊍〜30日㊏)は、初日のメインが「ヤンググランプリ」、2日目が「ガールズグランプリ」、そして最終日が優勝賞金1億3700万円の「競輪グランプリ」になる。3レースとも自力型がそろうだけに、波乱の決着もあるのではないか。
新SS班9人による「競輪グランプリ」は、前受けする脇本雄太-古性優作の近畿両者に清水裕友-松浦悠士の中国勢が続き、北日本の新山響平-佐藤慎太郎は後方に構える。単騎の眞杉匠、深谷知広、山口拳矢は、ラインの切れ目からチャンスをうかがい、残り1周半のジャンから新山が踏み出して戦闘開始になる。
すでにグランプリを制している◎古性=○脇本のマッチレースが濃厚とみた。23年に3度のGⅠを制した古性が勝てば、獲得賞金は3億5000万円を超える新記録が誕生する。
脇本は新山、清水とマッチアップしなければならない分、割り引いたが、しのぎきれば逆転がある。
オールスターと競輪王を制覇して世代交代のリード役でもある眞杉と、6年ぶりにSS班に返り咲いた深谷は、もつれれば、まくり一発がある。
GⅠ3大会が新設されたガールズのベスト7による「ガールズグランプリ」は、クラシック覇者の佐藤水菜を本命に推す。パールカップを手にした児玉碧衣がスピード戦で肉薄し、この2人に先行する▲久米詩と△坂口楓華がどこまで迫れるか。「ヤンググランプリ」は、珍しく3つのラインができる。茨城の吉田有希-橋本壮史、岡山の太田海也-山根将太、四国の犬伏湧也-上野雅彦だ。本命は犬伏だが、単騎の北井佑季も差はない。一発があるのは▲太田と△中野慎詞だろう。
3日間行われる「寺内大吉記念杯」は、次代を担う成長株の1人、嘉永泰斗に期待する。ただし○浅井康太、▲渡邉雄太、△南修二と実力者が目白押し。激戦は必至だ。
【大穴この1車】大石剣士(静岡・109期)。
12月月伊東記念(②③⑥④)の2次予選が4万円超、11月F1前橋(⑤②④)2日目が6万円超の高配当を含めて、ここ6場所で4本の万車券を演出している。先行選手にしては粘るタイプだけに、ターゲットは筋違い車券だ。
【狙い目の伏兵3人】
東京の河合佑弥(113期)と鈴木玄人(117期)は、F1戦の初日は強い。埼京勢の先頭で予選突破に逃げるだけだ。 渡口勝成(山口・119期)が東日本のレースに出場するのは、9月宇都宮(①④⑥)以来。初日快勝の再現を期待したい。
山口健治(やまぐち・けんじ):1957年1月、東京都荒川区生まれ。競輪学校38回生卒業チャンピオンとしてデビュー。主なタイトルは日本選手権、競輪祭(2度)。09年1月引退。現在「スポーツ報知」評論家。
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