スポーツ
Posted on 2023年12月27日 17:58

宮本慎也も「ちょっと違う」佐々木朗希「メジャー挑戦」は虫がよすぎる山本由伸と天と地の差

2023年12月27日 17:58

 ロッテ・佐々木朗希投手の契約更改が初めて越年しそうだ。その背景には、佐々木が来オフのポスティングシステムによるメジャー移籍容認を球団に求めていることがあるという。

「令和の怪物」といわれる右腕はプロ4年目の今季、WBCに出場。準決勝のメキシコ戦には佐々木目当てにMLBのスカウトが64人も訪れた。シーズンでは、7月下旬に左脇腹肉離れで離脱。9月に復帰したが、自身初の規定投球回には今季も届かず。防御率こそ1.78をマークしたが、7勝4敗止まりに終わった。

 12月10日には一部報道で、今オフのポスティング移籍を球団に訴えていると伝えられたが、申請がないまま15日に期限切れに。そこで佐々木サイドは来オフのポスティング容認を巡り、球団と攻防を繰り広げているというわけだ。

「ポスティング移籍には『25歳ルール』があり、25歳未満でプロ経験が6年未満の選手は、契約金の制約がある『国際アマチュア選手』に分類され、マイナー契約しか結ぶことができない。佐々木朗は現在22歳。当面、メジャーに移籍したとしてもロッテは多額の移籍金は得られず、メリットがないわけです」(スポーツライター)

 SNS上ではメジャー行きを支持する声よりも、時期尚早という声の方が多いようだが、元ヤクルトで選手・コーチとして活躍した宮本慎也氏は12月25日に更新した自身のYouTubeチャンネルで佐々木のポスティングについて「まだ中6日で1年持っていないのに、それはちょっと違うんじゃないかなと思う。希望とか夢で語るのはいいけど」とコメント。さらにこう続けていた。

「ロッテがあれだけ大事に育てて、今年でいうと中6日で回らせていって結局途中でケガした。ポスティングは球団がOKと言わないといけない制度なので、球団に恩返しした形で、あと2年しっかりフルで働いて(ポスティングを)お願いしますといえば、ロッテも快く『行ってきなさい』となると思う」

 いずれメジャーに行くのは確実な選手だが、その前にメジャー投手史上最高額でドジャース入りしたオリックス山本由伸のように、個人タイトルを総ナメする姿を見せてもらいたいものだ。

(鈴木十朗)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2025年03月23日 05:55

    胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月18日 05:55

    気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月25日 05:55

    急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2025/6/24発売
    ■620円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク