スポーツ
Posted on 2024年03月07日 09:59

これで三笘薫より有名になった「前代未聞のオウンゴール」をGK南雄太本人が悔恨解説

2024年03月07日 09:59

 2023年いっぱいで引退したサッカー元日本代表GKの南雄太氏が、播戸竜二氏のYouTubeチャンネルに出演し、伝説となっている自身のオウンゴールを振り返った。まずは問題のオウンゴールについて、サッカー記者が解説する。

「南は世代別代表に選ばれ、2001年には日本代表にも選ばれました。試合に出場する機会には恵まれませんでしたが、所属する柏レイソルでは正GKとして長くゴールを守ってきました。そんな状態で迎えた2004年5月のサンフレッチェ広島戦で、前代未聞の事態が起きました。キャッチしたボールを味方に投げようとしてやめたものの、ボールが手から離れ、真後ろにあったゴールに投げ込んでしまったんです。このシーンは今もYouTubeで見ることができます」

 なぜ、このようなことが起きたのか。南氏が解説する。

「右サイドでボールを取りました。右に中澤聡太がいたから、ボールを投げようとした。すると聡太が左サイドにいる近藤直也を指して『空いてる』って。近藤を見たら空いてたから、投げようとして振りかぶったら、奥から相手選手がダッシュしてきて『あ、ヤバイ。投げたらハマる(取られる)』と思った。投げるのをやめようとしたらボールが手から離れたから、戻さなきゃと思って…」

 素早く手を引いたところ、ボールがゴールに向かって飛んでいったというのだ。

 今でこそ笑いながら説明できるが、当時はかなりショックを受けたそうで、サッカーくじの「toto」が始まっていなくてよかったと、南氏は胸を撫で下ろす(実際は2001年からスタートしている)。

「totoをやってたら、私は(八百長で)100%事情聴取です。警報があるそうですが、鳴りまくりますよ」

 なんともガッカリなプレーだったが、これには爆笑モノの後日談があるそうで、

「引退した時に中国のメディアから取材させてほしいと言われまして、なんで中国って思ったんですけど、面白いから受けることにした。すると中国の取材班から『南さんは今、三笘薫選手と同じぐらい中国で有名だ』と言われて。『えっ、なんでですか』って聞いたら『オウンゴールの時も中国で話題になったんですけど、2年ぐらい前に同じようなオウンゴールをしたキーパーが中国にいたんです。そのせいで南さんのオウンゴールが再びバズった』って。その映像を見たら、俺かと思うぐらい同じなの」

 中国の取材班によると、国営放送で南氏の映像が100回以上放送されたため、中国のサッカー界で彼を知らない人はいないそうだ。

 オウンゴール献上後、南氏はアウェーに行くたびに「おい南、いつ投げるんだ」と言われ続けたという。特に浦和レッズのサポーターには、数年にもわたってしつこく言われ続けたと明かした。南そっくりのゴールをしてしまった中国人GKはアウェーに行くと「南コール」が起きるのだとか。

 どうやって立ち直ったのか、その選手に教えてあげてほしいというのが中国メディアの取材の主旨だった。南氏の答えは、

「時間が解決してくれる」

 中国で三笘以上に有名になれたのなら、オウンゴールは間違いではなかったのかもしれない(笑)。

(鈴木誠)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2013年11月26日 10:00

    11月8日、歌手・島倉千代子(享年75)が肝臓ガンで死去した。島倉といえば、演歌の王道を歩むように、その生き様は苦労の連続だった。中でも、莫大な借金返済で味わった地獄は理不尽極まりなかったようで──。島倉は、男を信じて手形の保証人となったせ...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年05月02日 18:00

    三陸沖で再び地震が発生し、富士山噴火を危惧する特番が組まれ、高市政権は武器輸出を解禁─この不穏な流れは何かの兆しなのか?いち早く察知したのは「Mr.都市伝説」関暁夫氏だ。30年以上前に作られたカードが、驚愕の未来を暗示しているという。いった...

    記事全文を読む→
    スポーツ
    2026年05月03日 18:00

    世界の大谷翔平の背中を追う「後継者」が、同じ米国で静かに存在感を強めようとしている。日本を経由せずに米大学で名を馳せて、即メジャー入団を夢見る怪物のことだ。ところが今、その進路を巡って“別シナリオ”が確定的と言われているのだ。は...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/4/28発売
    ■680円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク