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【球界事件】「西本聖を20発ブン殴った」長嶋茂雄が目に涙を浮かべた猛烈「鉄拳制裁」の舞台裏

 西本聖氏は現役時代、ゴールデングラブ賞8回、最多勝に加えて沢村賞にも選ばれた。片や角盈男氏は新人賞、最優秀救援投手に輝いたことがある。そんな巨人OBの2人がYouTubeチャンネル〈ダグアウト!!!〉に登場すると、「巨人で怒ると怖かった男」の1位に、揃って同じ名前を挙げたのだった。2人の会話はこうだ。

西本「広島球場で乱闘になって、帰って宿舎に呼ばれて正座させられて、20発ぐらいブン殴られました。2アウトランナーなしから死球、死球、死球…。それは乱闘になりますよね」

角「オレはコントロール悪くて、ボールスリーになってヒット打たれて、またボールスリーになってヒット打たれて。『逃げるな! 命まで取られないんだから』って」

 20発も鉄拳を繰り出したとはなんとも激しい気性の主だが、これがいったい誰のことかといえば、あの「ミスタープロ野球」長嶋茂雄氏だったのだ。さらには、こんな秘話も明かされた。

角「江川卓が巨人に入ってきたじゃないですか。トレードで小林繁さん(が阪神に)行ったんですよ。阪神が要望したのは、西本とオレだったらしいんですよ。オレらまだ若くて将来があるから出せないと。で、小林さんは細い体で、もうもたないだろうって、小林さんになったんです」

 あの「江川事件」で小林氏は1979年に、阪神にトレード。18勝(1976年)、18勝(1977年)、13勝(1978年)と好調だったが、移籍した1979年にはキャリアハイとなる22勝を挙げて、初の最多勝タイトルを獲得。巨人の予想は大ハズレだった。

 ミスターに話を転じれば、鉄拳制裁時にはうっすらと目に涙を浮かべていたといい、角氏はこうつけ加えた。

「だから、僕らに対する(長嶋)監督の入れ込みが強かったと信じてますけどね」

(所ひで/ユーチューブライター)

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