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記事全文を読む→それがどうした!弘兼憲史のラクラク処世訓「ネット情報は無責任な個人が発信している場合が多く信用度は低いのです」
【相談】
70歳の両親についての相談です。帰省した際、Wi-Fi環境を整えたところ、YouTubeにハマッてしまいました。最初は趣味の家庭菜園や野球などの動画を楽しんでいたようですが、最近は「機能性食品会社は政治献金をしなかったので叩かれた」などの説を本気で信じ込んでいます。「地上波はガチャガチャうるさいだけ、BSも通販やサプリのCMばかり」と、テレビのことも悪く言うようになりました。両親はこのまま陰謀論にハマってしまうのでしょうか。とても心配です。どうしたらいいでしょう。(57歳・会社員)
【回答】
陰謀論、都市伝説、フェイクニュースの類というものは、何もネット時代の今に限らず、昔からたくさんありました。
例えば「アポロ計画陰謀論」もそうです。「人類が月面着陸したのはアメリカの捏造」というものです。この説を信じている人たちは「空気がないはずなのに月面に立てた星条旗が風でなびいているのはおかしい」「同じ写真の中で影の方向や長さが違う。これは光源が複数あるためだ」と考え、月面着陸の映像が、地球上のどこかのスタジオで撮影されたフェイク映像というわけです。
「M資金」の存在を、今も信じて疑わない人もいます。連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)が、第二次世界大戦時に、日本で接収した財産を元に今も極秘に運用されているという秘密資金です。他にも「徳川埋蔵金」など、例を挙げればキリがありません。いつの時代も、まことしやかにフェイクニュースは流れるわけです。
こういう陰謀論は、そういう風に思うと、面白いんです。元々、面白おかしく話を作っているので「これは〇〇の陰謀だ」などとそちらの方を皆が信じ込んでしまう。しかも、そういう情報ばかりを見てしまうと、そこにハマッてしまい、抜け出せなくなってしまうからタチが悪いのです。
最近では話題の「生成AI」もそうです。大量のデータを分析し、新たなデータやコンテンツの生成を得意としますが、以前に僕の情報を調べたらデタラメがいっぱい書いてありました。
まだ開発途上なので、不正確な部分があることは理解しておいた方がいいでしょう。
さて、あなたのご両親ですが、私は周りに迷惑をかけない限り、どんなことを信じようが個人の自由だと思いますが、個人的にはあまりそればかり見るのは危険だと思います。そういう物語を楽しんでいるだけとも思えません。
あなたが気になるなら「その情報はウソだと思った方がいい」と注意するのもいいと思います。
テレビや新聞にも真実やウソがあるし、ネットも同様です。ただ、ネットの情報は無責任な個人が発信している場合が多いので、より信用度は低いということをご両親に伝えてください。
アサ芸チョイス
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