社会
Posted on 2024年10月13日 17:54

俺たちがワクワクした「ニッポン未確認生物」の世界(2)宗谷乗組員が南極ゴジラに…

2024年10月13日 17:54

 海外のUMAに目を向けると、アメリカで最もメジャーなのがビッグフットと呼ばれる獣人だ。やかん氏は回想する。

「子供の頃、雪男とかビッグフットに興味がありましたね。『歩きながら、カメラに向かって振り向くビッグフット』の映像(パターソン・ギムリン・フィルム。67年、米カリフォルニア州の山中のビッグフットの姿が8ミリフィルムで撮影された) がすごく好きで。UMA研究家によると『あれはぬいぐるみで中に入っている人がいた』って言うんだけど、当時、ハリウッドで猿を作らせたら右に出る者はいないと言われていた特殊メイクアーティストのリック・ベイカーよりも、あのビッグフットのぬいぐるみの方がよくできていた。だから『あれは本物じゃないか?』と騒がれたんですよね」

 アメリカのビッグフット、ヒマラヤ山脈のイエティが謎の獣人として世界的な知名度を上げる中、70年に比婆山連峰で目撃されたとされるのが国産二足歩行類人猿のヒバゴンだ。

 町役場には一時「類人猿係」が設置されるなどお祭り騒ぎに。騒動から50年以上経った今も町内の看板や類人猿キャラがパッケージに描かれたヒバゴンネギなど、マスコット的な存在として健在だ。

 昭和UMAの中でも異色の存在が日本の南極観測船「宗谷」の船長と乗組員が南極近海で目撃した巨大生物だろう。

「UMAの中で一番魅力があるのは南極ゴジラですよ。南極に現れた15メートルもある怪獣ですから。これはロマンがあります」(やかん氏)

 乗組員が写真を撮影しようとカメラを取りに行っている間に氷海に潜って姿を消したという。

 やかん氏は海底にはまだ夢が残っている可能性を膨らませる。

「シーラカンスみたいな生物もいるだろうし、サメだって古代からの生き物なわけで。海底には何かの可能性が残されているのではないか。〝地球空洞説〟ではないですが、空洞の中にそういった巨大な生物が生きていたら面白いですね」

 昔から描かれてきた日本古来の妖怪とUMAの線引きはなかなか難しいところがある。

 例えば河童。ほぼ日本全国で伝承されている妖怪であり、鬼、天狗と並んで日本で最も有名なUMAと言えるだろう。河童にまつわる信じがたい話をやかん氏が掘り起こす。

「漫才コンビ・Wリンダの片割れで世界のうめざわという芸人がいるんですが、なんとそのうめざわの父親が河童を捕まえて食べたことがあるらしいんですよ。で、食べてみたらすごい酸っぱかったって。河童酸っぱいって言ってました」

 河童は古来水辺で暮らす民だった説や、間引きされた子供が川に流されて腐乱した姿だったなど諸説あるが、決して食べ物ではないはず‥‥。

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2026年09月04日 07:00

    地上からは想像もつかない深海で、半世紀前に投棄された「核のゴミ」が静かに朽ち果てている――。米メディア「The Week」電子版が、そんな背筋が寒くなるようなニュースを報じた。フランス沿岸から約1000キロ離れた北東大西洋海域の水深約470...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    政治
    2026年09月04日 07:15

    中国人民解放軍が公開した一本の「反戦アニメ」に、日本から「ジブリの丸パクリではないか」との批判が集中している。人民解放軍の英語版公式Xは「中国は日本当局に軍国主義との決別を促す」との投稿に2分5秒の短編アニメ「平和の仮面」を添付した。画面に...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年09月05日 14:15

    東京都港区で8月に行われた「麻布十番納涼まつり」で、屋台の「冷やし蟹ラーメン」を食べた78人が下痢や嘔吐などの症状を訴え、3人が入院した問題で、新たな衝撃事実が判明した。東京都と港区は発症者31人と従業員2人の便からサルモネラ属菌が検出され...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/9/1発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク