スポーツ
Posted on 2024年10月10日 05:58

巨人・菅野智之「ポスティングでメジャー移籍」で上原浩治がまた「恨み節」の噴飯

2024年10月10日 05:58

 今季のプロ野球レギュラーシーズン全日程が終了する中、一部選手のポスティングシステムによるメジャーリーグ移籍の動向が報じられている。

 巨人・菅野智之に加え、10月8日には中日・小笠原慎之介がメジャー移籍に向けて球団と本格的に交渉に入ったことが明らかになった。加藤宏幸球団本部長が「夢に向かって進む気持ちを、我々が止められるかというところは難しい」と容認する意向を見せている。

 一方でソフトバンクのように、海外FA権取得まではポスティングを認めないという球団もあり、容認するか否かは各球団に委ねられているのが現状だ。そこでメジャー移籍経験のある野球解説者の上原浩治氏が、これに言及した。

 まずは菅野が今オフに海外FA権を行使し、メジャー移籍を目指すことについて、自身のメジャー挑戦時にネガティブ報道がなされたことを引き合いに出すと、

「自分自身にも不安がないわけではない。それでもあとから『あの時、挑戦しておけばよかった』とは思いたくないから決断をしてきた。智之の決断を尊重し、エールを送りたい」

 上原氏はこれまでポスティング改革を訴えており、「容認しない球団はフェアじゃない」とまで言い放っている。菅野にとっては力強い味方になるが、ファンにしてみれば「お前が言うなよ」という気持でいっぱいではないか。いったいなぜか。それは上原氏の経歴を振り返れば容易にわかることだ。

 1988年のドラフト時、上原氏は同時にエンゼルスと交渉を進めていたが、最終的に巨人を逆指名。入団会見では「メジャーでやるにはまだ自信がないから、日本を選んだ」と悔しさをにじませたが、実際は裏で多額の「裏金」を手にしたと言われる。

 プロ入り後は「雑草魂」を掲げて活躍し、2005年にポスティングによるメジャー移籍を志願。ところが球団はこれを認めず、2009年にFA権を行使して、やっと念願のメジャー移籍を果たした。

 上原氏は自身のポスティングが認められなかったことについて、

「巨人時代、ポスティングを訴えて『上原はわがまま』と言われた」

 と、今でもことあるごとに恨み節を吐いているが、ポスティングを認めない巨人をわざわざ「逆指名」して入団したのだから、「何を今さら」である。

 上原氏は同じくメジャーリーグで活躍した松井秀喜氏と対談した際、

「今の子たちはポスティングで(メジャーに)行くんですけど、ダメですよね」

 と同意を求めたが、松井氏は苦笑しながら言葉を濁している。

「まぁルールがある以上、球団と、ね…」

 松井氏も内心では「お互いFA権を行使したんだから、いつまでこだわってるんだよ」と思っていたかもしれない。

 もはや上原氏にとってのポスティング問題は、決して忘れることのできないトラウマになっているようだ。しかしそれを口にするたびにファンの反感を買っていることに、そろそろ気付いた方がいいのでは…。

(ケン高田)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2022年07月05日 17:58

    可愛さ余って憎さ百倍。いやはや、この2人のバトルは本当にすさまじかった。沢口靖子が主演したNHK連続テレビ小説「澪つくし」や、渡辺謙主演の大河ドラマ「独眼竜正宗」の脚本を手掛け、飛ぶ鳥を落とす勢いだった脚本家のジェームス三木氏。ところが19...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年07月31日 06:45

    堺雅人主演ドラマ「VIVANT」(TBS系)が3年ぶりの続編でも、圧倒的な存在感を放っている。第2シーズンの初回放送は、平均世帯視聴率18.8%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)を記録。放送中にはXで世界トレンド1位になった。前作は2023年...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    芸能
    2026年08月06日 17:00

    2024年7月に停車中のロケバス内で共演者の女性に性的暴行をしたとして、不同意性交と不同意わいせつの罪に問われたのは、元お笑いトリオ「ジャングルポケット」の斉藤慎二被告だ。その第6回公判が8月5日に東京地裁で開かれ、検察側は懲役7年を求刑。...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/8/4発売
    ■690円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク