スポーツ
Posted on 2024年10月10日 17:58

ガチンコ激突中「J1首都決戦」で東京FCが蚊帳の外になった「屈辱のラストチャンス」

2024年10月10日 17:58

 サッカーJ1リーグが終盤戦に突入し、優勝争いや降格圏争いが注目される中、譲れない戦いを繰り広げているのが「首都決戦」だ。

 FC東京に加えて、今季から町田ゼルビアと東京ヴェルディがJ1に参戦したことで、初めて在京3クラブが顔を揃えた。

 特に負けられないのは、2012年シーズンからJ1で戦い続けているFC東京だ。2015年1stシーズン(当時は2シーズン制)と2019年に2位を記録し、優勝まであと一歩のところまで近づくことが多く、毎シーズン降格争いとは無縁の強豪クラブだ。

 それだけに格の違いを見せつけて当然のはずだが、フタを開けてみれば、FC東京は大苦戦している。

 第33節を終了した時点で、同じ「味の素スタジアム」をホームにする東京ヴェルディとは2引き分け。町田ゼルビアとはホームゲームで1-2と敗れている。

 首都圏のクラブはFC東京が「顔」だと認識しているサポーターが多いが、ここまでまさかの白星なし。試合内容が悪く、第8節の東京ヴェルディ戦は前半に2点を先行され、後半のアディショナルタイムにFW遠藤渓太のゴールで辛くも同点に追いつく展開だった。続く第9節の町田ゼルビア戦はホームで負け、帰路に着くサポーターは重苦しい空気を漂わせていた。

 さらにサポーターの鼻についたのは、町田ゼルビアの快進撃だった。徹底的に勝利にこだわる名将・黒田剛監督の「イズム」が選手に浸透し、次々と優勝候補を撃破。前半戦を首位で折り返すと、ACLE出場圏内をキープしている。

 また、東京ヴェルディも第4節から第14節、第27節から第31節と負けなしで勝ち点を重ね、予算規模が少なく補強がままならない中、大健闘している。一方でFC東京といえば、

「夏場に失速して第24節から第29節まで白星を上げられず、一時は首都圏3クラブの中で屈辱の『最下位』へと転落しました。ようやく第33節で東京ヴェルディと勝ち点48で並び、得失点差で上回って6位に浮上しています」(サッカーライター)

 町田ゼルビアの背中がまだ遠いのが悔しいところだが、今季は残念ながら「盛り上がり」という意味で蚊帳の外に置かれている印象が強いと、このサッカーライターは言うのだ。

「町田ゼルビアと東京ヴェルディは、昨季のJ2時代に因縁が勃発しています。首位攻防戦の3日前に町田がヴェルディの主力選手を引き抜けば、試合後の会見でヴェルディの城福浩監督が厳しい表情で『相手はとにかく倒れ、もうやれないかと思うくらい痛がり、それでプレーする。これを繰り返される中でよく辛抱したと思います』と苦言を呈しました。これ以降、両クラブはバチバチの関係で、互いのプライドをかけた戦いに、サポーター含めスタジアムが熱狂的な盛り上がりを見せるんです」

 FC東京にとっては11月9日に行われる第36節、町田ゼルビアがホーム扱いの「国立決戦」が、唯一残されたチャンス。首都圏のクラブを引っ張ってきた存在感を見せられるか。

(風吹啓太)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2013年11月26日 10:00

    11月8日、歌手・島倉千代子(享年75)が肝臓ガンで死去した。島倉といえば、演歌の王道を歩むように、その生き様は苦労の連続だった。中でも、莫大な借金返済で味わった地獄は理不尽極まりなかったようで──。島倉は、男を信じて手形の保証人となったせ...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年05月02日 18:00

    三陸沖で再び地震が発生し、富士山噴火を危惧する特番が組まれ、高市政権は武器輸出を解禁─この不穏な流れは何かの兆しなのか?いち早く察知したのは「Mr.都市伝説」関暁夫氏だ。30年以上前に作られたカードが、驚愕の未来を暗示しているという。いった...

    記事全文を読む→
    スポーツ
    2026年05月03日 18:00

    世界の大谷翔平の背中を追う「後継者」が、同じ米国で静かに存在感を強めようとしている。日本を経由せずに米大学で名を馳せて、即メジャー入団を夢見る怪物のことだ。ところが今、その進路を巡って“別シナリオ”が確定的と言われているのだ。は...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/4/28発売
    ■680円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク