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ドラゴン久保竜彦「W杯出場経験なし」なのは「腰の手術は痛くて嫌だったから」という仰天の理由

 日本人離れした身体能力でゴールを量産し、Jリーグベストイレブンに選ばれたこともある、「ドラゴン」こと久保竜彦氏。しかしJリーグであれだけ活躍しながら、W杯に出場したことはない。

 フィリップ・トルシエ監督には高く評価されたが、2002年W杯日韓大会では、代表に選ばれなかった。久保氏はのちに、トルシエ監督が嫌いで、仮病を使って合宿に参加しなかったことがあると明かしている。それもあって監督の信頼を得られず、メンバーには選ばれなかったのだ。

 次のジーコ監督は久保氏を「ワールドクラス」と高く評価。代表合宿中に無断外泊をして代表メンバーから外されたが、すぐに復帰する。久保氏も「ジーコのサッカーは面白かった」と振り返るなど、2006年W杯ドイツ大会での活躍は間違いないと思われた。しかし腰痛に悩まされ、ここでも代表メンバーに選ばれることはなかったのである。

 このドイツ大会の一件を、前園真聖氏のYouTubeチャンネルで、久保氏自身がその考えを明らかにした。チャンネルスタッフから、手術して大会に合わせようとしなかったのかと聞かれた久保氏は、

「手術をするのは嫌だった。痛いの嫌だし。注射も苦手。今も嫌。病院には行かないですね。人間ドックも1回もやったことがない」

 痛いのが嫌だから手術せず、W杯には間に合わなかったと、驚愕モノの理由を明らかにしたのである。

 ワイルドな風貌をしながら、痛いのが嫌とはなんとも腰砕けである。もし痛みをこらえて手術をし、2006年ドイツ大会に出場していたら、予選リーグ敗退という結果は変わっていたかもしれない。そう考えると、つくづく残念だ。

(鈴木誠)

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