スポーツ
Posted on 2024年11月14日 09:58

ラモス瑠偉「日本帰化は代表のため」ではなかった!愛妻も反対した日本国籍取得「本当の理由」

2024年11月14日 09:58

 1989年に日本に帰化し、サッカー日本代表選手として活躍したラモス瑠偉氏。呂比須ワグナーや三都主アレサンドロ、田中マルクス闘莉王など、日本代表入りのために帰化した選手は多く、ラモス氏も日の丸を付けて活躍したとあって、代表のために帰化したと思っているファンは多い。ところが実際は違うのだと。本当の理由を、鈴木啓太氏のYouTubeチャンネルで明らかにした。

 帰化するきっかけとなったのは、読売クラブの特別コーチだった、ブラジル人のジノ・サニ。ジノ・サニはセンターフォワードだったラモス氏を、ボランチにコンバートした指導者だ。その時をラモス氏はこう振り返った。

「あの時もすごいケンカをした。今だから言えるけど、1点取ると5万円もらえた。だから『点取れば5万円もらえるんだから、ボランチはアカンで』って。『1回だけやって』と言われたのを今でも覚えている。国士舘大学との練習試合で(ボランチをやって)いきなり視野が広がった。もともとDFだから、ボールを取るのは好きだった。展開が読めた。ここまで来られたのは、ボランチをやらせてくれたジノ・サニのおかげ」

 そのジノ・サニの言葉で、ラモス氏は日本国籍取得を決意する。

「ジノ・サニが私のところに来て『お前の夢は何?』。一回ブラジルに行って、自分のプレーがどこまで通用するのか知りたい、と答えた。どこでも通用すると言われて、嬉しくて初音(ラモス夫人)と話してブラジルに行こうとしたけど、やっぱり一人娘の初音を連れてはいけない。翌日、ジノ・サニに、あなたが求めてくれるだけで幸せだと伝えたら『読売クラブのために帰化しなさい』と」

 ラモス氏が帰化すれば、読売クラブは新たに外国籍の選手を獲得することができる。そのために帰化すべきだと、ジノ・サニが勧めてきたのだという。

 お世話になった読売クラブのためならと、妻の反対を押し切って帰化を決意。しかし、そこから帰化するまでの1年間は、マスコミの激しいバッシングを受けた。

「日本のマスコミは『こいつを日本から追い出せ』という感じだった。それを読売クラブが守ってくれた。それは恩返しするでしょ。代表のために帰化するつもりはなかった。いちばん喜んでくれたのは松木(安太郎)」

 結果的にラモス氏の帰化は、日本代表に大きな恩恵をもたらした。サポーターはジノ・サニに足を向けて寝ることはできないはずである。

(鈴木誠)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2026年01月14日 07:30

    昨年あたりから平成レトロブームを追い風に、空前の「シール」ブームが続いている。かつては子供向け文具の定番だったシールだが、今や「大人が本気で集めるコレクターズアイテム」として存在感を放つ。1980年代から90年代を思わせる配色やモチーフ、ぷ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年01月19日 07:30

    鉄道などの公共交通機関で通勤する人が、乗車の際に使っている定期券。きっぷを毎回買うよりは当然ながらお得になっているのだが、合法的にもっと安く購入する方法があるのをご存じだろうか。それが「分割定期券」だ。これはA駅からC駅の通勤区間の定期券を...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年01月22日 07:30

    今年も確定申告の季節がやってきた。「面倒だけど、去年と同じやり方で済ませればいい」と考える人は少なくないだろう。しかし、令和7年分(2025年分)の確定申告は、従来の感覚では対応しきれないものになっている。昨年からの税制の見直しにより、内容...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/1/27発売
    ■550円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク