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記事全文を読む→いつの間にか「日本レコード大賞」の選考基準がうやむやになったのはなぜなのか
大晦日に生放送される「第66回日本レコード大賞」(TBS系)の各賞が、このほど発表された。「日本レコード大賞」の候補となる「優秀作品賞」には、2連覇を狙うMrs.GREEN APPLEの「ライラック」、ヒップホップユニットCreepy Nutsの「Bling-Bang-Bang-Born」、プロデューサーで「育ての親」のミン・ヒジン氏が所属事務所と決裂し、今後が注目されるNewJeans「Supernatural」など、10曲が選ばれた。
「最優秀新人賞」候補の「新人賞」には、ともにNHK紅白初出場を決めたK-POPグループのILLITとガールズグループME:I、演歌歌手の梅谷心愛と小山雄大、菅田将暉の弟でマルチクリエーターのこっちのけんとの5組が選ばれた。音楽業界関係者が言う。
「大賞はMrs.GREEN APPLEの2連覇で決定していると言われ、最優秀新人賞はこっちのけんとかME:Iでは。とはいえ、昔に比べて選考基準がかなりうやむやになってしまっただけに、そのうちK-POPアーティストが大賞を受賞する可能性もあるでしょう」
大賞選考の核とも言える基準がうやむやとは、これいかに。以前は厳格に守られていたのだが…。
「実は『対象年度に発売されたすべての邦楽シングル』という基準があります。そのため、2006年に発売された秋川雅史の『千の風になって』は大ヒットしたものの、原曲がアメリカのものであったことから、優秀作品賞にも選ばれませんでした。ところが今や、日本国内でリリースされているK-POP歌手の曲が、当たり前のように選ばれてしまっている」(レコード会社関係者)
昨年まで大賞受賞者は国内の歌手のみだが、その将来性を評価して選ばれる「最優秀新人賞」においては、2009年にBIGBANG、2016年にiKONが受賞。いずれも当時人気だったK-POPグループだ。
「結局は生中継の視聴率上積みを狙ってのものだが、はたしてNewJeansやILLITで数字が取れるのか、微妙ではないですか」(前出・レコード会社関係者)
レコ大の権威が大きく揺らいでいる。
(高木光一)
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