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記事全文を読む→久留里線と大鰐線に続いてしまうのか…いま最も「廃線危機」にある路線
今年11月、廃線の発表が相次いだ。まずはJR東日本が、千葉県の久留里線の久留里駅と上総亀山駅の間で、運行を取りやめると発表。時期は決まっていないが、「できるだけ早く」としている。災害などで運休した路線を廃止したことはあるが、そうではない路線は初めてのこと。コトの重大さがわかる。
久留里線廃止の発表と同日、青森の弘南鉄道も大鰐線の運行中止を表明した。2027年度末で運行を取りやめ、事実上の廃線となる。
どちらも以前から、廃線が遡上に載せられていた。久留里線の廃止になる区間は、1日あたりの平均通過人員はわずか64人。100円の営業収入を得るのに1万6821円の営業費用がかかるとあって、いつ廃線になってもおかしくない状況だった。
大鰐線は一度、廃止の危機を迎えたことがあり、2023年度の収益が改善しない場合は2025年に廃止という明確な指針が出ていた。
運行が取りやめになる路線が今後も出現する可能性は高い。ローカル鉄道はどこも、経営難に苦しんでいるからだ。今、最も廃線の危機に瀕しているのは、千葉のいすみ鉄道だと、ベテラン鉄道ライターは指摘する。
「いすみ鉄道では10月14日に脱線事故が発生しました。原因は木製の枕木が腐食してレールがズレたこと。当初は枕木をチェックしてすぐに復旧する予定でしたが、予想以上に腐食した枕木が多かったため、今も運休したままです。いすみ鉄道によると、運転再開の見込みは立っていない。このまま運休が続くようであれば、まさかの廃線が視野に入ってきます」
今は代行バスが運行されているが、これも廃線につながるという。鉄道ライターが続ける。
「現在、代行バスでなんとかやっていけているわけです。となると、地域住民から『鉄道は廃止して、バスでいい』という声が出てくるかもしれない。災害の影響で代行バスになり、そのまま廃線というのは珍しくありません。JR根室本線は2016年に台風の影響で一部区間が運休し、代行バスになりました。結局、復旧はせず、今年3月に富良野と新得の間が廃止になりました。JR岩泉線でも同様のことが起きています。いすみ鉄道も同じ道を歩まないといいのですが…」
地方のローカル鉄道には厳しい状況が続く。なんとか続けてくれないものか。
(海野久泰)
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