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記事全文を読む→「生首をバックにピースサイン」で大炎上!美容整形外科医のサイコパス蛮行がオリラジ中田敦彦に飛び火
年末年始は美容整形外科業界が最も忙しい時期だ。術後数日間は顔が腫れるため、正月休みを利用して手術を受ける人、新年を迎える前に気になる部位を「お直し」したい人が、クリニックを多く訪れる。だが患者は、自分の顔にメスを入れる医師がどんな人物なのか、知っているだろうか。
クリスマス前の日曜、遺体から切断された生首がずらりと並ぶおぞましい動画と画像が、インスタグラムとアメーバブログで拡散された。
生首が並んだ写真には雑なモザイクがかけられているものの、陽気なレゲエ音楽をBGMに、生首の顔を切り刻む様子が一部見えてしまっている。しかも生首をバックに、5人が笑顔でピースサインする記念撮影写真までがアップされた。
吐き気をもよおす動画と画像を拡散したのは、東京都内や沖縄県内で美容整形外科クリニックを複数経営する、獨協医科大学卒の女性院長。ほかの美容整形外科医が主催した米インディアナ・グアム大学の「総合美容医療 解剖学研修」ツアーに参加したそうで、生首写真には「新鮮なご遺体」「頭部がたくさん並んでいるよ(笑顔マーク)」という不謹慎なキャプションがつけられていた。解剖の目的は生首にヒアルロン注射や美容整形を施した上で解剖し、施術効果を確認するものだという。
これははたちまち大炎上。女性院長はインスタグラムの動画と画像を削除し、解剖ツアー主催者も謝罪したが、これが事態をますます悪化させた。謝罪文は次のとおりだ。
〈解剖をする事は外科医にとって、とても重要な意味を持ちます。腕の良い外科医を作るうえではなくてはならないものだと考えています。全ては患者さんの利益になる事だと考えます。この写真は、アメリカで解剖している事ですので、日本ともルールが異なります〉
遺体の生首をSNSで晒した謝罪はなく、身内であるはずの脳神経外科医や心臓外科医からも、
〈人命を救ったこともないお前らが外科医を名乗るな〉
〈お前らのせいで日本の脳外科医が米国で解剖できなくなったらどうしてくれるんだ〉
と一斉攻撃を食らっている。大学に献体した遺族から訴えられれば、美容整形外科医らは法外な慰謝料と賠償金を請求されることだろう。
さらにオリエンタルラジオの中田敦彦が公式YouTube内でこの女性院長を推していたことで、「生首騒動」はあっちゃんにまで飛び火。YouTube視聴者は有名人が勧めるからという理由で、病院や医師を選ぶことがある。女性院長のサイコパスぶりを看破できず、著作等を読んだだけで特定のクリニックを勧めるのは、知性派のオリラジ中田らしくない迂闊な言動だったといえる。
自分が全身麻酔で眠っている間もピースサインの記念撮影を撮られていたのか、鍵つきのSNSで自分の顔が晒されているのではないか…。生首ピース女医らに執刀された患者は、永遠に拭いようのない疑念と悲しみにくれる、最悪の年末になってしまった。
(那須優子/医療ジャーナリスト)
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