芸能
Posted on 2024年12月27日 09:59

NHK紅白で石川さゆりと坂本冬美「能登かぶり」&星野源「慌てて変更」の選曲センス

2024年12月27日 09:59

 NHKが大晦日の「紅白歌合戦」の曲順を発表したが、今年もMISIAが大トリ、福山雅治がトリを務める。この組み合わせは2020年から5年連続。正直言って、もう飽きた。ほかにいないのか、という感じだ。北島三郎の「まつり」で盛り上がっていた頃が懐かしく思えてくる。

 今年の「紅白」の見どころは、なんといっても石川さゆりだろう。2007年から昨年まで「津軽海峡・冬景色」と「天城越え」を交互に歌うのがお決まりだった。昨年は「津軽海峡・冬景色」だったので、本来ならば「天城越え」の番のはず。ところがなんと今年は「能登半島」を歌うと発表されたのだ。

「能登半島地震」で始まった2024年の締めくくりに、被災して今も復興に向けて頑張っている能登の人たちへのエールを込めての選曲かと思われる。が、危惧するのは、その少し前に坂本冬美が「能登はいらんかいね」を歌うこと。どういう演出になるかはわからないが、この「能登かぶり」はどうなのだろう。

 以前、石川はどうして毎年「津軽海峡」と「天城越え」を交互に歌うのかと聞かれ、「それはNHKからこれを歌ってください、と決められる」と言っていたような…。まぁ、能登かぶりはそれでもいいが、だったらご当地ソングでおなじみ、水森かおりの「輪島朝市」も入れて「能登スペシャル」にした方がよかったのではないか。水森にとっても、やりたくもないドミノチャレンジに付き合わされるより、よっぽど有意義ではないか、と。天童よしみも心の中で「私だって『能登のおんな船』という持ち歌があるのに」と思っていることだろう。

 そういえば、当初発表された星野源の「地獄でなぜ悪い」の、星野本人が自身のインスタグラムで「NHK紅白の演出の方に、今年この曲を歌ってほしい」とオファーされたことを明かしていた。この選曲については、性加害疑惑で訴訟沙汰にまで発展した園子温監督による同名映画のテーマ曲であることから、批判が激化。結果、曲目は「ばらばら」に変更されることになった。

「能登かぶり」といい「地獄でなぜ悪い」といい、NHKの選曲センス、どうなっているのかと、モノ申したい。もうひとつ、TWICEや西野カナ、福山雅治と、なんでもかんでも「メドレー」にするのもいかがなものか。

 なんだかんだ言っても結局、見てしまうわけですが。

(堀江南/テレビソムリエ)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    スポーツ
    2026年07月27日 11:00

    二転三転したサッカー日本代表の次期監督問題、どうもスッキリしないのはなぜか。日本サッカー協会(JFA)は北中米W杯で指揮を執った森保一監督を、来年1月に開幕するアジアカップ(2027年1月7日から2月5日・サウジアラビア))まで続投させるこ...

    記事全文を読む→
    スポーツ
    2026年07月28日 14:30

    中日ドラゴンズの元投手で、タレントなどで活躍した板東英二さんが7月22日に慢性心不全のため死去していたと、7月28日に公式サイトで発表した。86歳だった。1940年4月生まれ、満州出身で戦後は徳島県で育った。徳島商時代にエース投手でプレーし...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    スポーツ
    2026年07月29日 11:30

    コロラド・ロッキーズの菅野智之が「夏の主役」となりそうだ。メジャーリーグ各球団が期限ギリギリになると、駆け込みトレードを次々と成立させている。優勝争いから脱落したチームが主力選手を手放し、その見返りとして将来性の高い若手選手を複数人もらう。...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/7/21発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク