スポーツ

広島カープの守備職人・矢野雅哉と社会人野球の兄が見せた「あまりに神業すぎる」二遊間トス

 逆シングルでのグラブトスからのベアハンドキャッチ、そして流れるような送球へ。日本でこれ以上の美技を披露できる二遊間は、ほかにいないかもしれない。

 広島・矢野雅哉と三菱重工Eastキャプテン・矢野幸耶の「矢野兄弟」が、YouTubeチャンネル「トクサンTV」で神プレーを披露したのだ。そのあまりのエグさに、言葉を失う視聴者が続出している。

「おそらく日本一、守備が上手い兄弟。これは見たいでしょう」

 そんな第一声で始まった動画では、昨年ゴールデングラブ賞を受賞した広島の遊撃手・矢野雅哉と、都市対抗野球で優勝した兄・矢野幸耶の2人を特集。中でも矢野兄弟ならではの阿吽の呼吸によるグラブトスは、まさしく神業だった。

 飛んできた打球を、弟の雅哉が逆シングルの体勢から、絶妙なタイミングでグラブトス。それをすかさず兄・幸耶が素手でキャッチし、矢のような送球。カメラマンの「なんだ今の!?」という驚きの声に「思ったとおりでした!」と余裕の表情の兄。黙っていても意思が通じているのは、まさに兄弟ならではといっていいだろう。

 動画後半では兄弟による、ハイレベルすぎる守備トークが展開されたが、雅哉が送球時に倒れ込むスタイルにも「明確な理由」があったことが明らかになるなど、その卓越した技術論には感服するばかり。

「まだまだやな」と兄を煽る弟だったが、その兄のプレーはすでにプロでもトップレベルと言っても過言ではなく、本気で兄弟二遊間を夢見た広島ファンは多かったことだろう。

 広島では守備職人の菊池涼介が10年連続でゴールデングラブ賞を獲得しているが、今年初受賞の矢野がどこまで記録を伸ばすのか、新たな楽しみが追加されたのである。

(ケン高田)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<老人性乾皮症>高齢者の9割が該当 カサカサの皮膚は注意

    330777

    皮膚のかさつきを感じたり、かゆみや粉をふいた状態になったりすることはないだろうか。何かと乾燥しがちな冬ではあるが、これは気候のせいばかりではなく、加齢による皮膚の老化、「老人性乾皮症」である可能性を疑った方がいいかもしれない。加齢に伴い皮膚…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<中年太り>神経細胞のアンテナが縮むことが原因!?

    327330

    加齢に伴い気になるのが「中年太り(加齢性肥満)」。基礎代謝の低下で、体脂肪が蓄積されやすくなるのだ。高血圧や糖尿病、動脈硬化などの生活習慣病に結びつく可能性も高くなるため注意が必要だ。最近、この中年太りのメカニズムを名古屋大学などの研究グル…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<巻き爪>乾燥による爪の変形で歩行困難になる恐れも

    326759

    爪は健康状態を示すバロメーターでもある。爪に横線が入っている、爪の表面の凹凸が目立つようになった─。特に乾燥した冬の時期は爪のトラブルに注意が必要だ。爪の約90%の成分はケラチン。これは細胞骨格を作るタンパク質だ。他には、10%の水分と脂質…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

注目キーワード

人気記事

1
佐々木恭子アナの結婚式「スピーチ事件」に堀江貴文が憤慨する「モラルが低いフジテレビの文化」
2
【まさかの会見】「女子アナ性接待」をうっかり匂わせたフジテレビ副会長の「大失態」
3
「話にならないと思いますよ」元世界王者・内藤大助が斬り捨てる「井上尚弥の挑戦者」の平凡さ
4
伊勢ケ濱部屋から出ないと「照ノ富士と激突」の火ダネに…元白鵬の宮城野部屋「閉鎖解除」カウントダウン
5
渡辺麻友にフジテレビ・渡邊渚元アナ…突然テレビから消えた美女の「非公表な体調問題」