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記事全文を読む→ねこ好き「転勤族」でも「預かりボランティアOK」な裏事情/ケイリン女王・高木真備の「保護ねこ生活」
みなさん、こんにちは! 高木真備です。あけましておめでとうございます! というには少し遅くなってしまいましたが、新年一発目なので気合いを入れていきたいと思います。ということで、本年もよろしくお願いします!
昨年末から保護猫の預かりボランティアをされている方々のご紹介を続けてきましたが、今回がラストになる第3弾です。実際のお話なので、ぜひ読んでみて下さい。
【ケース③】転勤の多いお仕事をされている独身男性
この方はひとり暮らし。猫が大好きで、ずっと飼いたいと思っていたそうです。しかし現在のお仕事は転勤が多い。いつ引っ越しの可能性が出てくるかわからないところがネックで、なかなか飼うことができなかったとお話しされていました。
ペット不可の物件も多々あるため、急な転勤の場合は条件の合ったお家がすぐに見つかるかどうか、難しい問題です。さらに海外転勤の可能性もあるとすれば、さらに大変ですよね。
実際に「引越すから連れて行けない」という理由で保護されたパターンは少なくありません。この男性はそうしたリスクをしっかり考えて、あえて飼う選択をとっていなかったとのことです。
それが「預かりボランティア」という存在を知って変わったのだと。ペット可の物件に住んでいて、仕事終わりや週末は自宅で過ごすことが多い男性は、転勤の不安さえなければ、猫との生活がぴったり。
「猫と過ごせる時間が自分の癒やしにもなり、ボランティアにもなるって最高じゃないですか」
そう笑顔で話されていました。
そしてネックになっていた転勤について。もちろん里親さんのもとへ行く日まで預かることができればベストですが、里親が決まる前に引っ越すことになった場合でも、預かりボランティアを終了することで、団体さんのもとへ戻って引き続き里親募集を続けることができます。その猫が路頭に迷う心配はありません。団体さんはこうおっしゃっていました。
「施設のスペースや人手には限りがあるので、一時的だったとしても預かってくださる方がいたら、それは大きなこと。空いたスペースでもう1匹、救える可能性が出てくるので、ありがたいです」
これは団体さんとボランティアさんが力を合わせて保護猫を支えているからこそ、できることだと感じます。
そして男性は最後に、次のように話してくださいました。
「今の生活では里親になることはできない。でも預かりボランティアなら今の自分でも猫のためにできることだし、実は自分の方が猫と過ごさせてもらえて幸せなんですよ」
私自身、猫と過ごしたいと思った時にまず思い浮かぶのは「飼う」か「飼えないから今は我慢する」のどちらかだと思っていました。でも「預かりボランティア」であれば、もう少し可能性が広がることがあると、強く感じています。
もちろん命を預かるので、どんな条件でもできるわけではありません。団体さんによって募集要項や状況が違うので、預かりボランティアが難しい場合もあると思います。なのでぜひ、この記事を読んでボランティアに興味を持ってくださった方はぜひ、お近くの団体さんを調べてみてください。保護猫と猫好きな方が結ばれるひとつのきっかけになることを願っています。
さて、今年の「わんにゃんフェスティバル」は1月26日10時から16時(譲渡会は15時まで)に、松阪競輪場(三重県松阪市)にて開催予定です。譲渡会に加えてチャリティーバザー、クイズコーナー、ワンニャンしあわせカルタ大会など、盛りだくさん! 保護猫ちゃんもたくさん来てくれるので、素敵なご縁があるように頑張ります。お近くの方はぜひ遊びに来てください!
(高木真備)
たかぎ・まきび/1994年8月17日生まれ。2014年に競輪選手としてデビューし、2021年ガールズグランプリで優勝して年間女王になる。2022年に競輪選手を引退し、その後は犬猫の保護活動に携わっている。
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