スポーツ
Posted on 2025年01月18日 09:59

広島カープをドン底に叩き落した「夏の酷暑試合の悪夢」を払拭する「屋外デーゲームなし」日程

2025年01月18日 09:59

 ついにセ・リーグの7月、8月の屋外球場デーゲームが消滅した。夏場の屋外デーゲームについてはこれまで、プロ野球選手会の広島・會澤翼会長が「もう昔とは気候が違う」として、ナイターでの開催を12球団側に提案。チームの選手会長である堂林翔太も、暑さ対策の日程考慮など20~30項目の環境改善を求めていた。

 これにはファンと選手に深刻な影響を及ぼしたという背景がある。例えば2023年9月2日と3日にマツダスタジアムで行われたデーゲームの中日戦は、気温35度の酷暑の中、スタンドのファンが何人も熱中症で倒れ、救急車で搬送される緊急事態が発生。昨年9月7日と8日の中日戦も36度を超える気温の中で試合が行われ、体調不良を訴えるファンが続出した。

 そしてあの「世紀の大失速」である。優勝戦線にいた広島は昨年9月に入ると、月間20敗という歴史的な屈辱でAクラスどころか、あっという間に4位へと沈んでいく悪夢を経験。夏場の酷暑ゲーム続きで体力を削られ、溜まりに溜まった疲労が一気に爆発したから、との分析があり、チーム内からもその悪影響を指摘する声があった。

 そして今回のナイター移行。週末のデーゲームは興行面で有利なため、当初は選手会の要望が通るとは思われなかったが、NPBの英断に會澤会長は安堵したのではないか。

 とはいえ、これで広島ファンが完全に納得しているかどうかはわからない。確かに7月、8月の酷暑試合は免れることになったが、9月13日から15日の3連休にマツダスタジアムで行われる試合のうち、13日の中日戦と15日のヤクルト戦は14時からのデーゲーム開催なのだ。15日は甲子園でも阪神×中日が14時スタートになっており、晩夏での熱中症が今から懸念されている。

 年々気温が上昇する中、ファンとしては6月、9月もナイター開催してほしい、というのが本音。

 まだまだ完全とは言えないが、まずは今季の日程変更で事態がどれだけ好転するか、検証する必要がある。

(ケン高田)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2013年11月26日 10:00

    11月8日、歌手・島倉千代子(享年75)が肝臓ガンで死去した。島倉といえば、演歌の王道を歩むように、その生き様は苦労の連続だった。中でも、莫大な借金返済で味わった地獄は理不尽極まりなかったようで──。島倉は、男を信じて手形の保証人となったせ...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年05月12日 18:00

    先般、日村勇紀(バナナマン)が「体調不良」を理由に当面の休養を発表したが、実はその直前から体調への不安が見て取れた。それは4月26日放送の「バナナマンのせっかくグルメ!!」(TBS系)でのこと。ロケで訪れた貸別荘内のサウナで汗をかいた日村は...

    記事全文を読む→
    スポーツ
    2026年05月14日 11:30

    坂倉将吾をトレードに出して、先発候補と若い大砲を獲得する。そんな話を数年前にすれば、暴論と一蹴されただろう。だが、DeNAが正捕手の山本祐大をソフトバンクへトレードに出した今、広島ファンの間でその禁断のシミュレーションが現実味を帯びて語られ...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/5/12発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク