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サッカー元日本代表が感じたJリーグと欧州リーグ「最大の差」は「ゴールキーパーのレベル」だった

 フィジカルやプレースピード、球際の激しさなど、Jリーグと欧州リーグでは多くの差があるとされる。その中でも最も大きな差を、U-19日本代表の経験がある南葛SC所属の大前元紀が指摘した。

 鈴木啓太氏のYouTubeチャンネルに出演し、自身のサッカー人生を振り返った大前は、高校生で清水エスパルスの練習に参加した時の驚きを語った。

「プレー自体はできていたといったらアレですけど、あまり驚かなかったんです。けど、キーパーがすごくうまいなと。高校生のキーパーじゃない。西部洋平さんを見て、Jリーグってすごいなと思った印象がありますね」

 高校生とJリーグの差として、GKを挙げたのである。そして欧州とJリーグでも、同じくGKのレベルが違ったという。大前は2012年にドイツ・ブンデスリーガのデュッセルドルフに移籍した。

「上手い印象はあまりなかった。けど体格は大きいし、フィジカルはすごかった。そこで感じたのは、キーパーのレベルがもうひとつ上がったな、と。Jリーグのキーパーより背がデカくて手も長いから、届く距離がぜんぜん違う印象は持ちました」

 現代サッカーにおいて、GKの重要度は高くなっている。日本のゴールマウスを守るのは、セリエAのパルマでプレーする鈴木彩艶だ。本場のレベルを知るGKがいることは、日本代表にとって頼もしい。2026年のW杯に期待したい。

(鈴木誠)

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