スポーツ
Posted on 2015年03月05日 09:56

サンスポ、水戸正晴の万券を生む血統論「馬体一変タケルラムセスが勝つ!」

2015年03月05日 09:56

20141126logo

 今週は東西でクラシックトライアルが行われる。中山の皐月賞TR「弥生賞」、阪神の桜花賞TR「チューリップ賞」とも比較的堅めの傾向ながら、今年はいずれも傑出馬不在の混戦模様。波乱含みの戦いになりそうだ。

 寒さがやわらいだと思ったら、もう桜花賞、皐月賞のトライアルレースがやってきた。競馬に携わっていると時の進むのが早いように感じられるが、クラシックレースの到来を今か今かと待っているこの時期のワクワク感は、競馬ファンにとってたまらないものがある。

 この弥生賞を勝って大きく羽ばたいた馬は枚挙にいとまがない。近いところでは、ロジユニヴァース(09年)、ヴィクトワールピサ(10年)、そしてディープインパクト(05年)、アドマイヤムーン(06年)、ちょっと離れたところでダンスインザダーク(96年)、スペシャルウィーク(98年)が思い出されるが、この弥生賞は単にクラシックを占う重要な一戦であるだけでなく、競走馬にとっては“出世レース”と言っていいかもしれない。

 昨年の優勝馬トゥザワールドは、本番の皐月賞で2着。ダービー(5着)、菊花賞(16着)は期待を裏切って評価を下げたが、有馬記念ではジェンティルドンナの2着に頑張り、今年の活躍が期待されている。2着だったワンアンドオンリーは、ご承知のとおりダービー馬となり、ドバイ遠征が決まっている。

 という具合にファン必見の一戦だからだろう、馬券的なうまみは、あまり期待できない(馬単導入後の03年以降、馬単での万馬券はわずか1回。1番人気7勝、2番人気3勝)。

 今年は、どうだろう。私見だが、2週後に行われるスプリングSのほうが、同じ皐月賞トライアルでも評判馬がそろっているように思われる。それだけに、人気どおり簡単に決まらないのではないだろうか。

 クラリティスカイ、サトノクラウン、シャイニングレイ、そしてブライトエンブレム、ベルラップといった人気どころは、いずれも2カ月以上実戦から離れている。獲得賞金から皐月賞の出走権は得ており、多少余裕残しの状態ではないかと察せられる。

 なら3着まで(優先出走権が得られる)に入らなければ、本番挑戦への夢が絶たれる馬に目を向けるべきではないか。

 穴党としての狙いは、そんな1頭であるタケルラムセスだ。

 新馬─特別と連勝。その勢いでGIII京成杯に挑戦したが、キャリア不足が露呈した格好で9着に敗れた。が、出遅れたうえに、直線で前をカットされる不利がありながら、勝ち馬とコンマ4秒差なら評価されていい。中1週のローテーションだったこともあり、パドックでは落ち着きを欠いてもいた。

「まだ体に緩さがあり、中身ができれば楽しみな馬」

 とは、前走で手綱を取った横山典騎手の弁だった。

 が、おもしろいもので、この時期、明け3歳馬の変わり身、成長度は驚くほど早い。前走から1カ月。大幅な良化ぶりをうかがわせているのだ。2週前の追い切りの動きは厩舎関係者の予想をはるかに上回るもので、併せたパートナーを問題にせず、好時計をはじき出した。

「力まずに走るようになった。フットワークが伸びやかになったし、馬体がしっかりした」

 と、田村調教師は一変ぶりを強調するほどだ。1週前の追い切りでも新コンビを組む蛯名騎手を背に軽快かつリズミカルな動きを披露していた。ならば期待していいのではないか。

 母ヒシピナクルは、GIIローズSの勝ち馬で、伯母は女傑の名をほしいままにしたヒシアマゾン。そしてアドマイヤムーン(ジャパンCなどGI3勝)、スリープレスナイト(スプリンターズS)が近親にいる良血。大きく狙ってみたい。

◆アサヒ芸能3/3発売(3/12号)より

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2013年11月26日 10:00

    11月8日、歌手・島倉千代子(享年75)が肝臓ガンで死去した。島倉といえば、演歌の王道を歩むように、その生き様は苦労の連続だった。中でも、莫大な借金返済で味わった地獄は理不尽極まりなかったようで──。島倉は、男を信じて手形の保証人となったせ...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年05月02日 18:00

    三陸沖で再び地震が発生し、富士山噴火を危惧する特番が組まれ、高市政権は武器輸出を解禁─この不穏な流れは何かの兆しなのか?いち早く察知したのは「Mr.都市伝説」関暁夫氏だ。30年以上前に作られたカードが、驚愕の未来を暗示しているという。いった...

    記事全文を読む→
    スポーツ
    2026年05月03日 18:00

    世界の大谷翔平の背中を追う「後継者」が、同じ米国で静かに存在感を強めようとしている。日本を経由せずに米大学で名を馳せて、即メジャー入団を夢見る怪物のことだ。ところが今、その進路を巡って“別シナリオ”が確定的と言われているのだ。は...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/4/28発売
    ■680円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク