スポーツ
Posted on 2025年02月18日 11:50

イタリアやフランスなら大暴動「自転車競技」理事長がレース直前「雑魚ども、道を開けろ!」驚くべき暴言

2025年02月18日 11:50

 近年、日本でも盛り上がりを見せている自転車競技に、水を刺す大事件が勃発した。2月16日に東京明治神宮外苑で開催された「第1回東京クリテリウム」での「大暴言」だ。レーススタート直前に、次のような声が飛んだのである。

「前の方の列に見たことないヤツ、いっぱい並んでるけど大丈夫か、お前ら。コケんなよ、わかってんな、以上。窪木、窪木選手、いちばん前に出てこい。お前ら、開けたれ。窪木先生、前に出てこい。雑魚ども、道を開けろ!」

 発言の主は大阪府出身のプロ自転車競技指導者で、一般社団法人全日本実業団自転車競技連盟(JBCF)の安原昌弘理事長だ。今大会にも出場している実業団チーム「マトリックス・パワータグ」の監督でもある。スタート時に後ろに埋もれていた元チーム所属選手でスクラッチ世界チャンピオンの窪木一茂を、右端から前に出させたのだった。

 この発言は瞬く間にSNSで拡散。あまりにひどい暴言が袋叩きとなるまでに、時間はかからなかった。「こんなことを言う人物が理事長とはどういうことか」「これで自転車競技を始めようと思う人はいないだろう」と思うのは当然のことだ。

 もともと競技自転車業界では、安原氏のよく言えば豪快な、悪く言えば乱暴な発言には賛否があった。2020年9月のツール・ド・フランス第19ステージのゲストに呼ばれた際には、司会者に対してなぜか上から目線で「君らに期待しているわ。しっかりやりたまえ」と発言。本人は関西人特有のボケをかましているつもりのようだが、視聴者からは「酔っ払いなのか」「ゲストの喋り方が不快すぎる」と、仕方なく英語実況に変える人がいたくらいだ。

 今回の大批判を受けてJBCFは公式サイトで、安原氏の発言を謝罪。

〈一般社団法人全日本実業団自転車競技連盟では、本件を受け、厳正な対応を進めて参ります。また今後一層のコンプライアンスの遵守を徹底し、全ての関係者の皆様に対し、今後このようなことの無いことをお約束します。改めて、この度は大変申し訳ありませんでした〉

 とはいうものの、肝心の暴言理事長による直接の謝罪はなかった。。

 自転車ロードレースの本場は欧州で、100年以上続く、伝統ある競技だ。まだまだ馴染みの薄い日本では、安原氏の発言が社会問題にまではなっていないが、これがイタリアやフランスだったら、大暴動が起きていてもおかしくはないのだ。

(ケン高田)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2026年01月14日 07:30

    昨年あたりから平成レトロブームを追い風に、空前の「シール」ブームが続いている。かつては子供向け文具の定番だったシールだが、今や「大人が本気で集めるコレクターズアイテム」として存在感を放つ。1980年代から90年代を思わせる配色やモチーフ、ぷ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年01月19日 07:30

    鉄道などの公共交通機関で通勤する人が、乗車の際に使っている定期券。きっぷを毎回買うよりは当然ながらお得になっているのだが、合法的にもっと安く購入する方法があるのをご存じだろうか。それが「分割定期券」だ。これはA駅からC駅の通勤区間の定期券を...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年01月22日 07:30

    今年も確定申告の季節がやってきた。「面倒だけど、去年と同じやり方で済ませればいい」と考える人は少なくないだろう。しかし、令和7年分(2025年分)の確定申告は、従来の感覚では対応しきれないものになっている。昨年からの税制の見直しにより、内容...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/1/27発売
    ■550円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク