政治
Posted on 2025年03月15日 09:54

トランプ大統領「大放言ショー開幕」で世界の首脳はKO寸前(2)性別は男性と女性のみ

2025年03月15日 09:54

 トランプ大統領の大胆な発言は、何も外交・国外相手に限られたことではない。3月1日には、アメリカの【公用語を英語とする】大統領令に署名。

 意外にも、アメリカでは建国以来、「公用語」は決まっていなかった。もちろん多数派が英語を使うという事実はあるが、多民族国家であるアメリカとしてはマイノリティの権利も尊重するという意味合いが強かったのだ。今回、それを多数派の「常識」に合わせたということになる。

 この多数派に寄り添うというのは、公用語の話だけではない。LGBTQなどの少数派の権利を尊重する「DEI政策」(多様性・公平性・包括性)の全面的な見直しにも、それは見られた。同様な事例では、大統領就任直後に【性別は男性と女性のみ】という大統領令にも署名している。もちろん、これにも理由がある。

「バイデン政権下で極端にポピュリズムに寄ったマイノリティ政策を見直す、というトランプ大統領の信念でしょう。これは大統領支持者の保守派の価値観とも合致するものなのです」(井上氏)

 支持層の保守派の意向に沿う、といった見方もあるが、一方で極端なDEI政策の影響から、スポーツ界のトランスジェンダー参加などが大きな議論を呼んでいたことも事実だ。特に、ここ数年アメリカの大学スポーツ界では、水泳・陸上・バレーボールなどの「女子競技」でトランス選手の無双が際立っており、一部の女性選手からクレームも出ていたのだ。

 トランプ大統領は就任前からこれらの状況に懸念を示しており、就任後にトランス女性の女性スポーツへの参加を認めない大統領令に署名。【ロサンゼルスオリンピックでは、男性が女性選手を打ち負かすのを黙って傍観することはない】と言い放った。

 もっとも、こうした傍若無人な言動は、時には諸刃の剣となることもある。昨年の大統領選を戦った民主党候補のカマラ・ハリス前副大統領(60)に対して、【インド系だと思っていたが、突然黒人だと言いだして驚いた】というものだ。

 これは、ハリス氏がアジア系と黒人系を都合よく使い分けている、という文脈で出た発言だが、いずれにしても黒人に変わりはなく、特にリベラル派からは大きな非難が起こったのだ。とはいえ、こうしたセンシティブな問題でも、ところ構わず暴言を連発し、相手を攪乱するのがトランプ氏の常套手段なのだ。

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2026年10月27日 14:45

    「本格復帰に向けた観測気球を兼ねているのでしょう」こう話すのはさる芸能ジャーナリストだ。10月26日に開催された東京国際映画祭のレッドカーペット。雨が降りしきる会場で報道陣や観客の目をひと際引いたのが、女優の永野芽郁である。主演とプロデュー...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年10月29日 11:30

    今年のお笑い賞レースは10月17日に「キングオブコント」が終わり、あとは11月1日の「NHK新人お笑い大賞」、そして12月の「M-1グランプリ」を残すのみ。賞レース番組では審査員の採点、コメントが大きくクローズアップされるが、その責任の重さ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    芸能
    2026年10月29日 15:45

    前巨人2軍監督・桑田真澄氏の次男でタレントのMattから「性被害を受けた」として、一昨年から今年にかけて、警視庁に複数の被害届が提出されていたと「週刊文春」が報じている。それによると、1人目の被害者は今年1月、都内でMattと美容系インフル...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/10/27発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク