スポーツ
Posted on 2025年03月19日 09:59

「難解リフティングCM」にサッカーファンが悔しがる大谷翔平の「超人的な運動能力」

2025年03月19日 09:59

 日本のスポーツ報道は開幕シリーズで帰国した大谷翔平とドジャース一色だが、実は大谷にまつわる意外なモノへの評価が急上昇している。

 それは3月17日から全国オンエアされている、伊藤園「お~いお茶」新CM。「お茶の常識、すてましょう。」篇だ。

 ロサンゼルスのビーチで商品を見つめる大谷のシーンから始まると、次の場面では砂浜でサッカーボールを使ってリフティング。サッカーライターは驚きを隠さない。

「実際の撮影はロスのスタジオで行われましたが、素人とは思えないテクニックを披露しています。サッカー未経験者の場合、太腿でリフティングするとボールを落としにくいんですが、大谷選手はインステップ(足の甲)でボールを蹴り始めると、左右の両足で交互にリフティングする。それだけでもただ者ではない運動能力の持ち主だとわかるのですが、両手をポケットに突っ込んだままなんですよ。普通は手でバランスを取らないとやりにくいんですけど。かなり難易度の高いテクニックだということを、本人は気付いていないんだと思います」

 CMでは数カットに区切られて、6~7回ボールを蹴り上げているのだが、メイキング動画では投げられたボールをインステップで受け取ると、そのまま9回継続させている。そんな華麗な「ショータイム」に、サッカーファンが残念がるのも無理はない。サッカーライターが続ける。

「以前からサッカーファンの間では『もし大谷がサッカー選手だったら、どんなプレーヤーになっていたのか』という話で盛り上がることが、しばしばありました。足は速いですし、193センチ、95キロという恵まれた体型を生かしてFWでもやっていれば、日本の弱点でもある世界トップクラスのエースストライカーに育っていた可能性は十分にあります。これまではそういった妄想の域を出ませんでしたが、今回のCMを見て『本当にサッカーを選んでいたら、日本はW杯優勝に近づけたのではないか』といった声がサッカーファンの間で上がっています」

 サッカー界が逃した魚は大きかった。

(海原牧人)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2025年03月23日 05:55

    胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月18日 05:55

    気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月25日 05:55

    急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2025/7/22発売
    ■620円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク