エンタメ

auから新登場、「ガラケー」と「スマホ」のいいとこ取り端末が大好評の理由

20150314sp

 今や携帯電話はスマホ全盛のようなイメージがあるが、スマートフォンの契約件数は6500万件ほど。一方、これまでの折り畳み式ケータイ、いわゆるガラケーはいまだに6000万件ほどの契約件数だと言われている。なんと、ほぼ半分は今もガラケーなのだ。

 そうした現状にもかかわらず、スマホの普及もあいまって、ここ数年、ガラケーはあまり目立った進化をしてこなかった。

 そこで2月20日よりauから新登場したのがシャープ製「AQUOS K SHF31」だ。この機種が今、意外な人気を誇っているという。

「このケータイは見た目はガラケーなのですが、中身はAndroidというスマホに使われるOSが入っている。メーカーではガラケー+スマホ=“ガラホ”と銘打って発売しています」(家電ライター)

 そもそも、これまでのガラケー利用者がスマホに変えようとする理由はだいたい決まっているという。

「大きく2つに分けられます。ひとつ目は『ガラケーだと見られないサイトが多い』『その場で気軽に検索できなくて困る』などのブラウザに関する理由。もうひとつは『自分もLINEを使いたい。使えなくて仲間外れになるのが嫌』という理由。逆にいうと、その他のことでユーザーは、ガラケー自体にあまり不満を持っていない。だけど、お店に行くと店員にはスマホを勧められてしまう。本当はスマホが欲しいわけではなく、操作に慣れているガラケーの“使える”新機種が欲しいのに‥‥。そうしたサイレントマジョリティの声を反映した初の機種なんです」(前出・家電ライター)

 そもそもガラケーは、専用に作られたサイトやデータ量が軽いサイトしか見られなかった。

 そこでこの機種では、PCやスマホでしか見られない通常のWebサイトを見られるように変更。10キーなどの物理ボタン部分を、スマホのように指でなぞる操作をすることで、画面のスクロールや拡大縮小なども行えるという。また、LINEにも専用アプリで対応している。Youtubeなどの動画視聴も「4G LTE」という高速回線対応なのでスムーズだ。

 つまり、ガラケーにスマホの機能を一部追加したケータイということだ。これが意外と従来のガラケーユーザーだけでなく、スマホユーザーからも好評なのだという。

「電池の持ちがスマホと比べて格段にいいですし、電話番号や文字入力時に物理ボタンがあるのはやはり使いやすい。しかも、全部片手でできますからね。通話もしやすいし。あらためてガラケーも良かったなぁ、と思い出させてくれるんです」(前出・家電ライター)

「バッテリーが1日持たない」「通話がしにくい」「メールが打ちにくい」‥‥。スマホを使っているうちに、いつの間にかなんとなく受け入れてしまっていた多くの不満。それを解消した「AQUOS K SHF31」は、日本ならではのきめ細やかさが光る、新たなケータイの標準形だといえるだろう。

シャープ「AQUOS K SHF31」製品情報 http://www.sharp.co.jp/products/shf31/

 

カテゴリー: エンタメ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
「メジャーでは通用しない」藤浪晋太郎に日本ハム・新庄剛志監督「獲得に虎視眈々」
2
2軍暮らしに急展開!楽天・田中将大⇔中日・ビシエド「電撃トレード再燃」の舞台裏
3
不調の阪神タイガースにのしかかる「4人のFA選手」移籍流出問題!大山悠輔が「関西の水が合わない」
4
新庄監督の「狙い」はココに!1軍昇格の日本ハム・清宮幸太郎は「巨人・オコエ瑠偉」になれるか
5
ボクシング・フェザー級「井上尚弥2世」体重超過の大失態に「ライセンスを停止せよ」