酒を飲みながらトークを繰り広げるテレビ番組をよく見かけるが、飲み方によっては後悔する事態を引き起こすことに…。
「これはスペシャル会ですよ。ゴッドが来てくれました」
ノブ(千鳥)のひと言で始まったのは「酒のツマミになる話」(フジテレビ系)、5月16日の放送回だった。芸能界で「ゴッド」といえばもちろん、和田アキ子である。この時の様子を、翌日のラジオ番組「ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回」(ニッポン放送)で振り返ったのだが、和田いわく、
「ずーっと気になって…」
そして「反省」の弁を口にしたのである。
「言い訳ですけど、思いました。お酒を飲んでいい番組だけど、本気で飲んだらアカン」
和田は5月10日のラジオ番組でも「完全に酔っていた」と気にしていたのだが、実際に番組を視聴したところ、自らの姿に驚いたというのだ。和田はいったい、どんな飲み方をしたのか。
番組冒頭、この時すでにいい具合に酒が回っているようで、和田が言うには、
「冒頭から酔うわけはないのに、だいぶ飲んで(機嫌が)よくなったところから始まっている」
麦焼酎のお湯割り2杯目とのことだったが、驚いてマネージャーに電話すると「大丈夫か、これ」と何度も確認しながらオンエアを見たのだった。
そして徐々に「カラミ酒」の様相を呈していくと、他の出演者がエピソードを語っている最中に終始、強引に割って入るように。
出演者からそれとなく注意がされたものの、ひたすらこの調子。収録途中に設けられたトイレ休憩中、和田はマネージャーに「しゃべりすぎ」「他の出演者にしゃべらせないと」と注意されたという。そして、
「トイレ行っても出ないんだよ。おしっこの時間じゃないんだから」
とこぼすと突然、涙声に。「ちょっと悲しい」などと泣き出してしまい、大悟(千鳥)は困惑するばかりだった。
放送作家が苦笑する。
「酒が飲める番組といっても、限度がありますね。和田はただの飲み会のつもりで臨んだ結果、限度を超してしまったんでしょう。テロップではお湯割りとなっていましたが、実際には2杯目からロックを飲んでいたようです」
番組収録後、和田は千鳥や博多大吉とともに飲みに「二次会」へと繰り出したようだが、これはいったい、どんな飲み会になったのか…。
(石見剣)