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記事全文を読む→日本ダービー直前に勃発した出走馬ショウヘイ「当て字馬名」のお笑い珍騒動
6月1日に控えた競馬の祭典・日本ダービー(GⅠ)。皐月賞で強さを見せたクロワデュノールやミュージアムマイルに人気が集中しそうだが、伏兵の意外な側面がクローズアップされている。それは出走馬ショウヘイの「香港名」だ。
香港名とは、日本で行われるレースの馬券が発売される香港で、馬名を漢字の当て字で表記したもの。ダービーでルメール騎手が騎乗するショウヘイが「投撃倶佳」という香港名だったことで、「アクロバティックな翻訳だ」と盛り上がっているのだ。
「投撃倶佳」を和訳すると「投げるのも打つのも、ともに素晴らしい」という意味になる。つまりドジャースで活躍する二刀流・大谷翔平にあやかって、香港ジョッキークラブが名付けたというのだ。同馬のオーナーは、
「いろんなショウヘイさんが活躍していますから。ベタですが『ショータイム』でもいいと思った」
馬名の由来として、明らかに大谷を意識していたことを明かしている。それならば香港名は「二刀流」の方がよかったのでは、と思えてくるが…。
実は過去の香港名を見てみると、秀逸な馬名や珍馬名があった。
●神業:2017年の菊花賞を制したGⅠ馬キセキは、ショウヘイと同じオーナーの所有馬。神の御業、ということだろうが、こちらもシンプルに「奇跡」ではダメだったのか。香港ジョッキークラブの「やったろう感」を思わせる表記だ。
●龍王:2012年と2013年にスプリンターズSと香港スプリントをそれぞれ連覇した歴代屈指の短距離馬ロードカナロアは、馬名と何の関係もないこの表記に。日本では町中華の店名のような響きだが(実際に検索すると、ラーメンやチャーハンの画像が山ほど出てくる)、その活躍を考えると、担当者に先見の明がある秀逸な名づけだったかもしれない。
●野田、里見:有名馬主の冠は、おおむねその馬主の名字が用いられる。ダノンスマッシュは「野田重撃」で、ダノンスコーピオンは「野田赤蠍」、ダノンベルーガは「野田猛鯨」。サトノクラウンは「里見皇冠」、サトノレーブは「里見夢境」だ。しかし、なぜか2017年の安田記念馬サトノアラジンは「神燈光照」という「キラキラすぎネーム」で登録されている。
●春秋分:これなど、どの名馬の香港名かわかりづらいのではないか。正解はイクイノックスだ。もともとの名前が「昼夜の長さが等しくなる日」という意味で、すなわち春分の日、秋分の日を指すからだ。6連続GⅠ勝利という偉業を達成した名馬には、もう少しカッコいい名前を付けてほしかった…。そう思う競馬ファンは多いのではなかろうか。
…と、香港名の由来は競馬ファンを常にヤキモキさせてきた。はたして「投撃倶佳」ことショウヘイは、レース直前の珍騒動を乗り超えて、ダービーを制することができるか。
アサ芸チョイス
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