スポーツ
Posted on 2025年06月11日 17:59

【交流戦】広島打線の要ファビアン「守備に就くと打つが指名打者ではまるで打てない」問題…どうする!?

2025年06月11日 17:59

 関東甲信地方が梅雨入りしたとみられる、と気象庁が発表した6月10日、広島カープはロッテ戦を1-6で落とした。7回までロッテの先発サモンズに無安打に封じられた打線は8回、先頭の上本崇司が左中間へ放った二塁打が、唯一の安打。完封こそ辛うじて阻止したものの、打線は梅雨特有の湿った空気に包まれた。

 今や広島打線の主軸を担うファビアンは、6月10日終了時点で打率3割1厘、6本塁打、26打点をマークし、セ・リーグ打率ランキング2位に位置している。27歳の外国人選手としては近年、稀に見る高い順応力で、広島の新戦力として「大当たり」と評価されている。当然ながら、交流戦でも大きな期待が寄せられていた。

 ファビアンの交流戦前の成績は打率3割7厘、5本塁打、23打点。二塁打12本を含む59安打を放ち、打線に安定感を与えた。そして6月3日からのセ・パ交流戦では、レフトの守備に就いた3試合は全て勝利しているものの、指名打者(DH)で出場の4試合は1勝3敗と負け越しており、打率1割1分1厘、0本塁打、0打点の結果にとどまっている。

 となれば「ファビアンは守備に就くと打つ」「DHでは本領発揮できない」という「ファビアン守備ありき説」がクローズアップされる。守備に就いて体を動かすことで、打席に入った際のスイングが安定するというもので、かつて西武のカブレラやヤクルトのバレンティンにも同様のエピソードがあった。交流戦の日程はタイトで、相手投手のタイプが異なるため単純比較は難しいが、ここまで成績に大きな開きがあると、DHに原因があるのではないかと考えたくなる。

 数字の安定感こそが、ファビアンの最大の強み。守備負担を軽減するDH起用はひとつの選択肢だが、外野守備から打席に入ることで得られるリズム感の効果については、今後のデータ蓄積と検証が待たれるところ。

 もっとも、これだけ打撃成績に違いが生じるのであれば、坂倉将吾や末包昇大らをDHに起用するという布陣も十分、検討に値するのではないだろうか。

(ケン高田)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2026年09月04日 07:00

    地上からは想像もつかない深海で、半世紀前に投棄された「核のゴミ」が静かに朽ち果てている――。米メディア「The Week」電子版が、そんな背筋が寒くなるようなニュースを報じた。フランス沿岸から約1000キロ離れた北東大西洋海域の水深約470...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    政治
    2026年09月04日 07:15

    中国人民解放軍が公開した一本の「反戦アニメ」に、日本から「ジブリの丸パクリではないか」との批判が集中している。人民解放軍の英語版公式Xは「中国は日本当局に軍国主義との決別を促す」との投稿に2分5秒の短編アニメ「平和の仮面」を添付した。画面に...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年09月05日 14:15

    東京都港区で8月に行われた「麻布十番納涼まつり」で、屋台の「冷やし蟹ラーメン」を食べた78人が下痢や嘔吐などの症状を訴え、3人が入院した問題で、新たな衝撃事実が判明した。東京都と港区は発症者31人と従業員2人の便からサルモネラ属菌が検出され...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/9/1発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク