芸能

圧倒的なルックスと女優力が繰り出す「奇跡の29歳」池田エライザの「現役女子高生感」

「池田エライザはいいよなぁ~」と、思わず往年の志村けんのコント「いいよなおじさん」のように言ってしまうほど、池田エライザはいい。

「ニコラ」「CanCam」の専属モデルを務め、女優としても様々なドラマと映画に出演。フィリピン出身のシンガーである母親から譲り受けた歌唱力で、音楽活動にも進出する。2020年には「夏、至るころ」で映画監督デビューも果たし、マルチに活動する彼女はまさに才女だ。

 そしてなによりも目を引く、美しいルックス。170センチの高身長と相まって、そんじょそこらの鼻くそアイドルや、ちんちくりんの女優なんかがショボく見えるほどに、圧倒的な存在感とオーラを放っている。

 2019年の写真集「pinturita」では、ボリューム満点のバストが迫る、実に「けしからん」サービスショットを見せており、「どうせ、モデルさんを被写体にした写真集なんて、『芸術性』やら『雰囲気』やらでお茶を濁してんだろ」と高を括っていた私なんぞは、いい意味で完全に裏切られた。

 そんな彼女の主演ドラマ「舟を編む~私、辞書つくります~」がNHK総合の「ドラマ10」枠で、6月17日から放送される。原作は2012年に「本屋大賞」を受賞した、三浦しをんの著書「舟を編む」。「超」の付く有名小説だ。2013年には松田龍平と宮﨑あおいを主役に据えて映画化されているし、2016年にはフジテレビの「ノイタミナ」枠でアニメ版が放送されている。

 もともと昨年、NHK BSプレミアム4Kの「プレミアムドラマ」枠で放送され、その際はギャラクシー賞2024年4月度の月間賞を受賞するなど、話題になった。

 私はこのBSでの放送時に「池田エライザを見たいから」という邪な理由で見始めたのだ。その結果、「彼女、こんなに演技も上手かったんだ」と感心させられて、より「池田エライザはいいよなぁ~」となった次第。今回の地上波放送で、より多くの視聴者が彼女に魅了されることだろう。

 6月13日公開の映画「リライト」では、主役を演じている。原作は法条遥の同名小説。ヨーロッパ企画の上田誠が脚本を手掛けたこの作品は「時をかける少女」へのオマージュを込めて、舞台を原作の静岡県から広島県の尾道に変更し、オール尾道ロケで撮影されたそうだ。いわゆる「タイムリープもの」のSF作品とのことで、「舟を編む」とは趣が大きく異なるが、予告映像を見ると、制服で走る池田エライザの姿が実に眩しい。

 欲を言えば、2015年公開の園子温監督による「みんな!エスパーだよ!」で見せた、やはり制服姿で走るシーンのように、バストが「ばいん!ばいん!」と音を鳴らして弾むようであれば文句のつけようもないのだが、今回はさすがにそんなお色気はない様子。

 とはいえ、企画物臭の全くしない現役女子高生感をここまでバリバリに出せる29歳なんて、彼女以外にいないだろう。やっぱり「池田エライザはいいよなぁ~」だ。

(堀江南/テレビソムリエ)

 

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