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この男はどこまで進化するのか。ドジャースの大谷翔平が二刀流復活後後3度目の登板で、自身のメジャー最速かつ今季ド軍最速の101.7マイル(約163.6キロ)をマークした。
敵地の野球ファンをも魅了した「ショータイム」は、現地時間6月28日(日本時間29日)ロイヤルズ戦の1回裏一死一・二塁から始まった。
この回、大谷は先頭打者のインディアを二飛で打ち取ったものの、続くウィットには左前安打、ガルシアに四球を与え、いきなりピンチを招く。ところが、
「スイーパーを待っていた」
という主砲のWBCイタリア代表パスクアンティノの裏をかくように、3球続けてストレートの内角攻め。初球は99.2マイル(約159.6キロ)の内角低めいっぱいで、2球目も内角をえぐるような100.2マイル(約161.2キロ)の剛速球だった。
これに観客はもちろん、打席のパスクアンティノも驚愕の表情を隠せない。たちまち0-2と追い込まれることとなったパスクアンティノは3球目、やはり内角を攻めた101.7マイルのストレートで、セカンドゴロのダブルプレーに打ち取られた。
そんな華麗な投球を見せた大谷はメジャーリーグだけでなく、医学界の歴史を変えるかもしれない。大谷の執刀医でドジャースのチームドクターでもある、ニール・エラトロッシュ医師が会長を務めるアメリカ整形外科スポーツ医学会 (AOSSM)の2025年総会が、現地時間7月9日からテネシー州で始まる。総会には「It's Almost Showtime!(もうすぐショータイムだ!)」と、大谷を思わせる意味深なサブタイトルがつけられているのだ。
野球に詳しくない人でも聞いたことがあるであろう、野球選手の肘靱帯移植手術「トミー・ジョン手術」は、エラトロッシュ医師の恩師であるフランク・ジョーブ博士がドジャースのトミー・ジョン投手に初めて施し、彼のメジャー復帰を記念して名付けられた。
もしエラトロッシュ医師が大谷に行った、自らの腱と人工腱を移植する「ハイブリッド手術」に術式名をつけるなら、恩師にならって「オータニ・ショーヘイ手術」「ショーヘイ手術」「ショータイム手術」など、大谷にちなんだ名前になるだろう。
今のところ、エラトロッシュ医師の「手術症例報告」は、AOSSMのプログラムに記載されていない。だが、アスリートの肩関節や膝関節、股関節を人工腱や人工関節に置き換えて修復する手術は、総会の主要テーマとなっている。4日間にわたって開かれる総会のどこかで、会長のエラトロッシュ医師が、復帰後いきなり100マイル超えの「ショータイム」を見せた大谷に触れる「サプライズ」があるかもしれない。
(那須優子)
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