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記事全文を読む→菅野智之「オリオールズ残留決定」で始まる悲劇!若手中心にシフト⇒登板機会激減⇒マイナー降格⇒クビの前例が…
「残留」する方が残酷だったのではないだろうか。
メジャーリーグはトレードのデッドラインである7月31日東部時間午後6時を過ぎ、オリオールズ・菅野智之の残留が正式に決定した。
今季のオリオールズは序盤戦から低迷、主力選手を放出し、来季以降に向けて有望な若手を集める「売り手」に回るとみられていた。実際にその通りにはなったが、チームで最も信頼を寄せられていた先発投手の菅野には、買い手がつかなかった。
「菅野自身、何度も『このチームで最後までやりたい』と言い続けてきました。実際にその通りになったので、本人は安堵していると思います」(現地記者)
しかし「残留」が菅野にとって本当にプラスになったのかどうかは疑問だ。
現地時間8月1日以降の後半戦について、オリオールズの地元応援メディア「Birds Watcher」はこう報じていた。
「若手中心のスターティングオーダーになる。チーム再建が目的なので、マイナーからも選手を昇格させることになるだろう」
主力を外して若手を起用していく。それが原因でチームが負けても、ファンは「来季以降のため」と理解を示すだろう、と。つまり、35歳で1年契約の菅野の登板機会が激減する可能性を秘めているわけだ。
「オリオールズは育成のチームでもありました。2021年にシーズン110敗の不名誉な記録を作り、若手を育ててきました。外部補強はあくまで、生え抜きの若手を補う形で行われ、契約期間は1年が基本。好成績を残しても、契約更新となった外様選手はほとんどいません」(前出・現地記者)
そんなチームビジョンに従えば、今オフ、菅野と再契約を交わす可能性は極めて低い。また、来季36歳となるベテランに興味を示す球団が現れるのかどうかも疑問だ。
「フリーエージェントになったベテランの多くはマイナー契約を交わし、キャンプ、オープン戦で結果を出すしか、生き残る方法はありません」(前出・現地記者)
優勝争いを繰り広げるチームに移籍して貢献すれば、また別の道が見えてきたかもしれない。後半戦の菅野は「チームの事情」でマイナー降格、なんてことにならないだろうか。
(飯山満/スポーツライター)
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