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記事全文を読む→ホントーク〈木村幹×魚住りえ〉(2)奨学金なしでは日本に来ない!!
魚住 私が学生の頃は、友達に代返を頼んだり、講義が休みになると喜んだりしましたが、今の学生は違うそうですね。
木村 休講にしたら「学費を払っているんだから、ちゃんと講義をしてほしい」と怒られます。講義に出席しないで、友人のノートを借りて単位が取れる人には「ズルイ」と思う学生が多くいます。
魚住 最近ニュースで「日本の大学生は、奨学金の返済で苦しんでいるのに、中国人留学生は返済不要の奨学金をもらって優遇されている」と非難されています。この問題をどうお考えですか?
木村 中国人留学生がみんな奨学金をもらっているというのは間違いです。確かに、大学院で中国人の留学生比率が高くなっていますが、彼らの大半は私費留学です。中国や東南アジアは修士号や博士号が評価されるので、日本の大学院で取る人が増えているんです。今、ニュースで話題になっているのは「JST(科学技術振興機構)」が実施している次世代研究者挑戦的研究プログラム、通称「SPRING」と呼ばれる事業を指して言います。これは優秀な博士後期課程の学生を対象に、生活費や研究費などを1人あたり年間290万円支援する制度ですね。
魚住 文部科学省は、この支援対象を見直して、日本人に限定して留学生への支援は行わない方針を決めたそうですが。
木村 支援対象の見直しが大筋で了承されましたけど、自然科学系の大学院は留学生の比率がかなり高く、日本人の学生を限定にすると大学の研究能力が落ちるということは、知っていただきたいと思います。
魚住 それはなぜですか。
木村 自然科学系の研究はチームで行います。彼らは大きな戦力になっているので、いなくなると研究機関は回らなくなるからです。
魚住 そんなに影響があるんですね。大学の実情を知る先生だからこそ言える貴重な意見です。
木村 そもそも、海外のエリートが奨学金なしで日本に来るわけがありません。神戸大学では、途上国の公務員を大学院に呼ぶプロジェクトを行っていますが、彼らの中には、神戸大学院を卒業してウズベキスタンで大臣になったり、タイのタマサート大学というトップ大学の学長になった人もいます。日本でエリートを育ててネットワークを作ることは非常に重要です。ですから将来の日本社会のために、今、投資をしていると考え方を変えてもらうほうがいいかなと思います。
ゲスト:木村幹(きむら・かん)1966年大阪府生まれ、政治学者。神戸大学大学院国際協力研究科教授。専門は比較政治学、朝鮮半島地域研究。01年に「朝鮮/韓国ナショナリズムと『小国』意識」で第13回アジア・太平洋賞特別賞、03年に「韓国における『権威主義的』体制の成立」で第25回サントリー学芸賞を受賞。オリックスのファンとして執筆・メディア出演も多い。
聞き手:魚住りえ(うおずみ・りえ)大阪府生まれ、広島県育ち。慶応義塾大学文学部卒。1995年、日本テレビにアナウンサーとして入社。報道、バラエティー、情報番組などで幅広く活躍。04年に独立し、フリーアナウンサーとして芸能活動をスタート。30年にわたるアナウンスメント技術を生かした「魚住式スピーチメソッド」を確立し、現在はボイス・スピーチデザイナーとしても活躍中。
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