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記事全文を読む→ホントーク〈木村幹×魚住りえ〉(3)大学院に入学するシニアが急増中!!
魚住 今は大学教授になるのも大変だそうですね。
木村 私の時代は大学からお声がかかって採用されましたが、コネ人事は不公平だということで、現在は「公募による採用」が主流です。1つのポストに100人以上応募があったり、逆に0ということもあります。公募にあたっては有力な候補者に学会などの場を利用して、声かけもしています。
魚住 学会は「研究者の見本市」「集団就職会場」と書かれていましたが、研究者の自己アピールの場であるとともに、大学側のスカウトの場でもあるわけですね。
木村 はい。どんな人を採用するかという人事方針を巡って、教授会では激しい対立が起こります。書類審査をパスすると面接が行われますが、こういった人事の仕事も大変です。
魚住 そんなお忙しい先生のご趣味は、ロードバイクと野球観戦だそうですね。
木村 家族と一緒にシアトルの大学にいた時、自転車通勤をしていました。今は東京や韓国に出張する時も畳んで持って行って、あちこち走っています。野球はオリックスのファンで、雑誌にコラムを書かせてもらったりしています。
魚住 仕事とのいい切り替えになりますね。これからやってみたいことは何ですか?
木村 僕は日本でいうと明治時代ぐらいからの韓国政治を研究してきましたけど、これから00年代から20年代までの韓国をきっちり勉強してまとめたいと思っています。あと、65歳の定年退職までにもう1つ、本か大きな論文を書いて賞を取りたいですね。
魚住 先生は03年に「サントリー学芸賞」を受賞されています。新たな挑戦も楽しみです。
木村 学生もたくさん育てたいですね。彼らが活躍してくれることで、社会に対する貢献にもなります。今も教え子が各国で活躍しているので、彼らの力を借りて僕の活動の場も広がればいいなと思います。
魚住 今、大学院に行くシニアも増えていると聞きます。社会人の方が学び直す「リカレント教育」について教えてください。
木村 学生時代にできなかった勉強がじっくりできますし、60代後半の人は大学時代、大教室で大勢での講義を受けていたため、マンツーマンに近い形で専門的なことを勉強する大学院は楽しいようです。いろいろなキャリアをお持ちの方が入ると、若い学生にとってもいい刺激になります。オープンキャンパスなどに、ぜひ、参加していただきたいです。育ててネットワークを作ることは非常に重要です。ですから将来の日本社会のために、今、投資をしていると考え方を変えてもらうほうがいいかなと思います。
魚住 学ぶことに年齢は関係ないですもんね。
木村 そのとおりです。書いた論文が世の中の役に立ったり、教え子が活躍したりと、やはり大学教授はやりがいがある仕事だと思います。
魚住 私の父も先生のように、後進の育成に力を注いでいました。父は仕事のことを家ではあまり話しませんでしたが、今日は大学教授の仕事のことがよくわかって嬉しかったです。ありがとうございました。
ゲスト:木村幹(きむら・かん)1966年大阪府生まれ、政治学者。神戸大学大学院国際協力研究科教授。専門は比較政治学、朝鮮半島地域研究。01年に「朝鮮/韓国ナショナリズムと『小国』意識」で第13回アジア・太平洋賞特別賞、03年に「韓国における『権威主義的』体制の成立」で第25回サントリー学芸賞を受賞。オリックスのファンとして執筆・メディア出演も多い。
聞き手:魚住りえ(うおずみ・りえ)大阪府生まれ、広島県育ち。慶応義塾大学文学部卒。1995年、日本テレビにアナウンサーとして入社。報道、バラエティー、情報番組などで幅広く活躍。04年に独立し、フリーアナウンサーとして芸能活動をスタート。30年にわたるアナウンスメント技術を生かした「魚住式スピーチメソッド」を確立し、現在はボイス・スピーチデザイナーとしても活躍中。
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