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記事全文を読む→「28発中なぜか21発がエスコン」日本ハム・レイエス「PayPayドームで初本塁打」が優勝争いの鍵を握る!
ソフトバンクと優勝を争う日本ハムの主砲・レイエスの打撃に首を傾げるファンは多いようだ。
8月末時点で放った28本塁打のうち、実に21本が本拠地エスコンフィールドでの一撃。他球場では京セラドーム大阪とベルーナドームで2本ずつ、ZOZOマリン、横浜スタジアム、楽天モバイルパーク、東京ドームで1本ずつ。優勝を争うライバル、福岡ソフトバンクホークスの本拠地・みずほPayPayドームに至ってはゼロだ。極端な偏りが「なぜ敵地では沈黙するのか」と議論を呼んでいる。
そもそもエスコンフィールドは、打者を後押しする舞台となっている。左右中間が浅く、風の影響を受けにくい構造は打球を伸ばす。今季の本塁打パークファクター(PF)はおよそ1.25。これは「平均的な球場で10本出る場面なら、この球場では12~13本出る」というイメージで、数字が大きいほど打者に有利な環境を示す。一方のPayPayドームもテラス設置以降、本塁打が増えた球場として知られるが、今季のPFは1.06程度とわずかな上積みにとどまり、エスコンには及ばない。球場特性の差が、レイエスの数字をより際立たせている。
今季のレイエスはソフトバンク戦で本塁打3本。そのすべてがエスコンで記録され、前述の通り福岡では快音が遠い。ソフトバンク投手陣の徹底マークと、敵地特有の重苦しい空気が、レイエスのバットから力を奪っているかのようだ。
それは、8月の直接対決に象徴される。日本ハムは6試合を戦い3勝3敗と星勘定では互角だったが、内容は両極端だった。福岡での3連戦は全敗、続くエスコンでの3連戦は全勝。前者のレイエスは3安打で本塁打ゼロ、後者は5安打で本塁打1。レイエスが沈黙すればチームも押し込まれ、一発が飛び出せば一気に勢いに乗る――そんな姿が浮き彫りになっている。
今季予定される両軍の直接対決は残り3試合。だがエスコンで戦えるのは9月9日の1試合だけで、18日と30日はPayPayドームだ。レイエスが敵地で待望の一発を放てるかどうかは、ファイターズの行方を左右する大きなポイントになる。
(ケン高田)
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